まだまだ暑い今の時期にもおススメしたい!寝返りがしやすくなるロール腰枕をShioriさんが体験!
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
今回はモデル・ヨガ講師のShioriさんが首肩コリにお悩みということでお越しくださいました。
前回はShioriさんのお悩みをお伺いして、寝具環境のアドバイスなどいたしました。
枕の計測の前に、普段寝返りがしづらいというShioriさんにロール腰枕を体験していただきました。
ロール腰枕体験
山田:お体が細くていらっしゃるので、ウエストラインの薄さと肩幅の方と違うんですよね。
それをある意味寸胴みたいにすると、寝返りが実は打ちやすいんですよ。
その寝返りを打ちやすくするアイテムがこちらロール腰枕っていいます。コルセットに近いです。
Shiori:ロール腰枕。腰枕?
山田:そうなんですよ。これをちょっと巻いてみましょう。
失礼いたします。ちょっと骨盤触りますね。
骨盤と肋骨にかかるように当てて巻いていきます。
立って巻くとちょっと緩むので寝てから締め直すんですが、これを巻くことで今言ったように寸胴にするわけです。
そうすると、丸太のように転がりやすくなるんですよ。
ではどうぞ、寝てみてください。
寝ると少し緩むじゃないですか?
Shiori:緩みますね。
山田:ちょっとだけ締させていただきます。ふーっと息吐いてください。はい、ありがとうございます。
何も考えずに膝立てていただいて、普通通り寝返りやってみてください。
Shiori:あ、すごい!この柔らかい枕でも転がれます!
山田:これぐらい違うんですよ。
Shiori:でも、腰が転がりやすくなると、肩の方が違和感が出て気になってきます。
山田:その通りです。ですので、もちろん1番いいのは最適な枕ですね。
これでロール腰枕を着けていただくと、はいどうぞ。
Shiori:わ!コロコロと転がれます。えーすごい!
山田:これだと肩も気にならないはずです。
Shiori:全然気にならないです。力なくてもずっと寝返り打てちゃいます。
山田:はい、ありがとうございます。というのが、ロール腰枕で実は今年発売した新商品なんです。
なぜこのロール腰枕ができたかというと、多くのお客様が枕は良くなったんだけど、どうしても下のベッドもよくないけどすぐには買い換えられないっていう方も多くいらっしゃったんですね。
そこでどうしたらいいかなって考えた時に、発想を変えてベッドをどうこうするんじゃなくて、簡単に体にパッと巻くだけで寝返りを変えてしまうっていうものが何かできたらなと思いました。
色々試作してやってみたところ、ロール腰枕が出来上がったんです。
Shiori:これいいですね。産後にもいいかもしれません。腰が楽で骨盤とかも動きやすいので。
山田:そうですね。さっきちょっとコルセットていう言葉を使ったんですが、コルセットとはまた違いがあってコルセットってどうしても薄っぺらくて硬いんですよ。
そこがこのロール腰枕との違いで、ロール腰枕は柔らかくて厚みを持たせているのでお体の足りないところを補いつつ、全体的にまん丸くすることが目的になってます。
夏は掛物代わりに
山田:では、夏場はタオルケットで寝てらっしゃるということで、タオルケットを掛けて寝てみましょう。
Shiori:いつもこんな感じです。
山田:これで寝返りしてみてください。
Shiori:ああ~寝返りが体が引っ張られてやりづらいですね。掛けないほうがいいですね。
山田:そうなんですよ。かなり体にまとわりついてしまうんです。
なので、夏は汗を吸ってくれて涼しいそうと思って使っている方が多いんですが、私どもは絶対タオルケットやめてくださいねって患者様にお話ししています。
できれば薄い羽毛のパーンと張り感のある掛け物がいいんですね。
でも、なかなか夏用の薄い羽毛布団を用意するのも難しいっていうお話もありまして、そこで先ほどのロール腰枕です。
もう一度巻いてみますね。
これだとお腹が保温されるからあったかくないですか?
Shiori:あったかいですね。腹巻みたいな感じです。
山田:本当その通りなんですよ。
クーラーをあまり冷えすぎないように27~28°くらいに設定していただいて、あとこれだけつけていただければ掛けなくてもお腹が冷えずに快適に眠れます。
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