睡眠姿勢を追求する理由
「姿勢革命」
あなたの体に起こる小さな革命
当社の「整形外科枕」は発売以来、肩こりなどに悩む方々から大変な好評を頂いております。
しかし、我々は決して「オーダーメイド枕」メーカーではありません。
医師であり当社代表取締役でもある山田朱織の脊椎に関する研究を元に、世の中の「姿勢」に対する概念を変えるような様々な具現化物を、製品として提供していくこと。「姿勢革命」。それが当社の使命と考えています。
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世界初の睡眠姿勢理論は、
親子2代の臨床研究が生んだ奇跡40年前、世界のどこにも睡眠姿勢理論はありませんでした。
だからこそ、私たちは挑戦しつづけ築いて来ました、
目の前の患者様を救うために。
最適な睡眠姿勢の最も重要な条件は、患者様・お客様がおしえてくれた「スムーズな寝返り」でした。
私たちの研究は、未来へ向かってこれからも発展していきます。 -
寝返りを重視する理由
就寝時の寝返りは通常20回~30回程度行われるのが良いと言われています。
寝返りには、一般的に「体液(血液・リンパ液・関節液)循環」「体温調整」「体圧分散」の意味があると言われていますが、山田朱織枕研究所ではさらに、「脊椎の修復(背骨を整える)」の役割もあるのではないかと提唱しています。
この夜間の寝返りと、枕の計測時の(覚醒状態)での寝返りに大きな相関性があると考えており、計測方法として重視しています。
起きている状態でも寝返りがしやすいということは、力を入れずに寝返りができるということであり、就寝時も力が入らない結果、起きることなく寝返りができるのです。起きることなく寝返りができれば、深い睡眠が続くことにもなります。 -
枕外来のノウハウを商品化
枕外来とは、16号整形外科(神奈川県相模原市)院長で山田朱織枕研究所代表の山田朱織医師が行っている枕を治療道具として活用する外来のことです。対象となる患者様は、起床時から首や肩、背中や腰の痛みがある方、夜中に痛みで目が覚めてしまう方などです。枕外来のノウハウをもとに山田が開発し自ら販売をしているのがオーダーメイド枕の整形外科枕です。
枕外来とは(16号整形外科HP)
山田朱織枕研究所は、
脊椎アライメントについて研究し続け、
日々自らの理論の改善、
技術の向上に取り組んでいます。
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静的睡眠姿勢 = 仰向けと横向き
レントゲンやMRI、CTを用いた画像解析において、第7頸椎を通る臥床面との水平線C7 Horizontal Line(C7HL)を仰向け・横向きの基準線とし、頭頸部・脊椎・骨盤アライメント(並び)を計測し、至適睡眠姿勢の基準値を設定しました。
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動的睡眠姿勢 = 寝返り
モーションキャプチャを用いて寝返りの4次元解析を行い、最もスムーズな寝返りを可視化・定量化し、寝返りの回転中心である仮想体軸を決定しました。
第7頚椎より頭側の頭頚部仮想体軸と尾側の胸腰椎骨盤仮想体軸に分類すると、横向きでは頭頸部および胸腰椎骨盤仮想体軸は臥床面と並行となり、一方、仰向けにおいては頭頸部仮想体軸は頸椎傾斜角に近似し、胸腰椎骨盤仮想体軸は静的姿勢の基準線C7HLに一致または並行になることが解明しました。 -
至適睡眠姿勢の計測法
:Setup for Spinal Sleep-Total法(SSS-T法)
独自の研究により、至適睡眠姿勢を計測する
Setup for Spinal Sleep-Total法(SSS-T法)を完成しました。
【特許】
特許第6535229号
5万人の顧客データを解析

枕を作成された5万人のお客様の計測データ、サポートデータを基に、
年齢、性別、身体計測値と枕高との相関について統計解析を用いた研究を行い、
研究成果は医学論文として発表しています。
正しい枕を使用する前と後で症状がどう変わったかを、16号整形外科を受診して、
至適まくらを使用して経過観察した410例(男195/女215)、14〜93歳(平均50.5歳)の患者様を対象に調査しました。
結果としては、正しい枕の使用後に、頚椎症状、頭痛、不眠などの症状が改善されています。
正しい枕は様々な症状の改善に有効なのです。
肩こり、頚部痛、肩上肢痛、不眠など7割以上の患者様が改善し、
手のシビレ、頭痛、めまいなども5割〜6割が改善していました。
「整形外科枕」や当社の研究は、
たくさんの先生方からご支援、ご期待をいただいております。
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星 徹 先生Toru Hoshi東京工科大学名誉教授 当社研究顧問
山田先生とは10年来、共同で寝具や寝返り研究をしてきました。睡眠姿勢、特に寝返り研究はまだまだ未開の領域で、その解明に取り組むと同時に、理論に基づいた商品開発もおこなっており、工学的にも大変ユニークな研究です。
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山崎 信寿 先生Nobutoshi Yamazaki慶応義塾大学 工学博士 名誉教授
適切な枕は、寝床の劣化・交換や体重・体型変化などでも変わります。
山田朱織先生は医学の視点から実証的に睡眠姿勢の研究を続けており、今の「満足」だけでなく、その後の枕も相談できる「安心」も提供しています。 -
福田 茂 先生Shigeru Fukuda福島県「今泉西病院」院長
人生の1/4はお世話にある「枕」に関して、形や素材以外に人はあまりにも無頓着に過ごしてきたように思います。誰も踏み入ることのなかったこの領域に取り組む山田先生に敬服すると共に、その情熱がエビデンスにたどり着く日も遠くないと信じています。
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羽生 亮 先生Ryo Hanyu埼玉県「はにゅう整形外科」院長
開業前、枕外来に興味をもった私は、開業までの半年間、16号整形外科の外来をお手伝いすることになりました。その中で、枕指導の研修も受け、現在は、肩こりや頸部痛、手のしびれなどの症状がなかなか改善しない自院の患者様に「整形外科枕」のご紹介をおこない好評をいただいております。
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全国のクリニック・病院へ「姿勢革命」の輪が広がっています
最新の枕の研究をご紹介します
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枕の教科書
学術出版の世界企業シュプリンガー・ネイチャーから「枕の教科書」を出版しました。世界的な学術出版を行っているシュプリンガー・ネイチャーの書籍としては初の「枕の専門書籍」となります。様々な枕が日本に限らず海外でも販売されていますが、「好み」や「フィット感」による枕選びではなく、「医学に基づく」枕選びの方法をお伝えする内容となります。内容について一部解説
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ストレートネックのメカニズム
研究結果を、日本整形外科学会にて[身体化症状を伴う慢性頚部痛 肩こりとレントゲン所見上のストレートネックとの関連]として発表を行いました。ストレートネックのメカニズムから治療法や枕の選び方まで解説しております。ストレートネックとは?
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枕の高さで症状改善
要約:16号整形外科(相模原市)院長の山田朱織氏らは、同クリニックが開発したSet-up for Spinal Sleep(SSS)法に基づき、個別の枕の高さを厳密に調整し、首の痛みや身体症状の変化を検討。その結果、身体的な頸部痛が有意に改善されたとJ Phys Ther Sci(2023; 35: 106-113)に報告した。初の英語の枕論文
姿勢革命を広めるための
その他の活動をご紹介します
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睡眠姿勢研究会
16号整形外科および山田朱織は、医学的な最適睡眠姿勢の解明のため定期的に全国の整形外科医と共同研究ネットワーク睡眠姿勢研究会を開催しております。
睡眠姿勢研究会のサイトを見る
整形外科医である医師に多く参加を募り、研究を深めております。それらの研究は商品改善へもつなげております。 -
研究情報
医学博士でもある山田朱織は、各種の学会雑誌等にも論文・寄稿を行っております。
研究情報を見る
整形外科枕の医学的な根拠である論文を是非ご覧ください。
日本整形外科学会や日本脊椎脊髄病学会、加えて、各地での日本臨床整形外科医会などで発表しており、全国に共感していただいた整形外科医が増えてきています。 -
書籍紹介
山田朱織は姿勢革命を広めるために、様々な書籍を執筆しています。
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頸椎症、首こり、肩こりに! 山田朱織のオリジナル首枕 Plus(主婦の友社)や、枕を変えると健康になる!(あさ出版)などこれまでに10冊以上も出版しており、複数の書籍で海外版も出版されております。 -
公式YouTubeチャンネル
日々、様々なご質問をいただきます。時間をかけて全てご説明したいのですが、お待たせしてしまっている方も多く、なかなかその場では全てにご回答ができないのです。そこれでYouTube動画で説明をできるようにしています。
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