コラム詳細

寝苦しい夏対策に「ロール腰枕」はいかがでしょうか?

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。


山田朱織って誰?

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今回は寝苦しい夏対策としてロール腰枕についてお話ししたいと思います。

熱い夜が続いてますが、眠れないと結構体力消耗しちゃいますよね。

目次


患部を冷やさず寝返りを打ちやすく


夏どんなものかけて寝てますか?

薄いタオルケットで寝ている方が多いのではないかと思います。

汗を吸いそうな感じがしていいかもしれませんが、結局は夜中にはいじゃって寒くなって目が覚めたりすることもあるんですよね。

そうするとお腹や手足など患部が冷えてしまって、痛い思いをするということにもなってしまします。

そんな声を患者様からたくさん頂戴します。

そこで編み出したのが、長袖・長ズボン・ロール腰枕の3点セットです。


この3点で掛け物の代わりをしてくれるんです。

そして体にフィットするというのも重要で、寝返りが打ちやすくなるんですね。

これを着けることによって、なんと掛け物をかけなくても快適に眠れるんです。

もちろん、エアコンの温度設定もありますが、私も日々実験して着けて寝ていて結構優れてるなと思います。


長袖・長ズボン・ロール腰枕の効果

タオルケットで寝てみる


これから2つ比較していきますがまずはタオルケットをかけて寝た時を見てみましょう。

寝返りを打ってみると、ミノムシ状態っていう感じで動きづらそうです。

特に足が絡まって動きづらいです。

そして暑いのでお腹とか手の届くところは剥いでしまいます。

しかし、足は絡んだままになります。

寝返り打つ時は結構足がポイントなんです。

足が動かないと寝返りできないんですね。


ロール腰枕で寝てみる


では、タオルケットをとってロール腰枕をつけて寝てみます。

長袖・長ズボンな分そこまで寒くはないです。

そしてお腹周りはポカポカあったかいです。

クーラーかけてても全然お腹冷えないぐらいにお腹は温まります。

寝返りを打ってみると、非常に軽くて動きやすいです。

このポイントはタオルケットの時のように足に絡みつくものがないからです。

上半身と下半身も動きやすいということになります。


長袖・長ズボンが良い理由

長袖・長ズボンにする整形外科的な理由は大事な神経が通ってるところにあるんです。

大事な首と腰。

首から出てる神経は、胸、腕、背中、色々なところに走っています。

もし、胸や腕などを冷やしてしまうと肩こりの原因になってしまうんですね。

そして腰の大事な神経は両方の足にいきます。

ですので、足が冷えることで逆に腰が痛くなってしまうこともあるのです。

座骨神経痛が出たり、ひどいと足のふくらはぎがつってしまうことにつながっていくわけですね。

朝起きた時に手が痛かったり、しびれてたり、足がつったりしびれたり、こんなことが冷えすぎによってだんだん起こってくるわけです。

大事な大事な患部を冷やさないためには長袖・長ズボンを着ること。

そしてお腹をロール腰枕で温めることによって、掛け物いらずで寝返りが打ちやすく快適に眠れるということです。

どうしても暑いという方は、七分袖のもの、短パンはダメですけども膝下ぐらいまでのズボンにしていただいて、ロール腰枕をつけてお休みいただければよろしいかと思います。

体調や持病によっても条件が違いますので、これで寝てみて不具合があった場合にはもちろん早急に中止してください。

掛物いらずで快適な夏が過ごせるかと思いますので、皆さん、是非今年の夏は長袖・長ズボン、ロール腰枕を試してみてください。


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