コラム詳細

正しい枕を特におススメしたい職業とは?~ITエンジニア・SE~

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。


山田朱織って誰?

プロフィールをご紹介

今回は正しい枕が必要な職業ということで、今まで保育士さんと配送業者さんについてお話ししましたが今回はITエンジニア・SEさんということでお話をしていきたいと思います。

パソコンとかスマホとか、電子機器が色々出てきて今まさにITエンジニアの方、SEの方がいらっしゃらなくては世の中回なくなってしまったぐらい重要なご職業です。

そして多くの方がこのお仕事についていると認識しています。

職業病と言うと重たい症状が浮かんでしまうかもしれませんが、厚生労働省が規定するような職業病というわけではなく、私の枕外来にお越しになる患者様の中での傾向から解説いたします。

前回のコラム

・正しい枕を特におススメしたい職業とは?~保育士~

・正しい枕を特におススメしたい職業とは?~配送業~


目次


どんな症状に悩んでいるか


ITエンジニアの方やSEの方がどんな症状で来院するかというと、やはりパソコン業務なので首肩こりが多いですね。

そしてそこから頭痛も起こってしまうという方も多くいらっしゃいます。

日本人の国民病と言われるくらい肩こり人口というのは多いです。

中でも職業柄、肩こりになっていまう方が多いということです。


症状をより悪くしている要因


近年、肩こりとか首からの頚性頭痛をより悪くしてしまっている"あること"が加わっているんです。

それはリモートワークです。

コロナが流行りだしてから在宅でお仕事をされる方が増えました。

もちろんいい点もたくさんあります。

通勤で満員電車に乗らなくてもいいとか、自分の体調やお家のことだったり仕事時間を割り振って時間を自由に使える、そんな良い点もあります。

けど一方で、リモートワークになると問題なのがパソコン環境になるんですね。

特にITエンジニアの方やSEの方は、ともすると8~10時間ずっとパソコンに向かってるわけですので姿勢が悪くなってしまいます。

パソコン用のデスクと椅子があって、真っすぐな適正な姿勢でパソコンを打てる状況が整ってればいいでしょう。

しかし、中にはちゃぶ台のような低い机に座り込んで、前鏡になって長時間仕事をされる方もいます。

一旦座ると3~4時間同じ格好でじーっと仕事をしていて、トイレなどで立ち上がろうとすると体を起こせないくらい固まってしまっているみたいなことがより症状悪くしてるんですね。

ですのでITエンジニアさんやSEさんに多い首こり・肩こり・頭痛の3大症状に関しては、是非とも日中の姿勢を気をつけていただくっていうことはもはや言うまでもなく大事なことです。


寝ている間に枕で回復させること

日中の姿勢を気を付けていても、どうしても症状が起こってしまっているのが現実です。

そしたらどうすればいいかというと、ここで枕の登場です。

毎日眠るわけですから、仕事が終わって夜寝る時にしっかりと正しい高さの枕で寝てください。

そうするとスムーズに寝返りが打てるようになります。

寝返りを打つことで、体の様々な部分に血流が促されリンパの流れが良くなり、疲れた体がもう一度朝までにリセットされるわけですね。

また翌日元気にお仕事できるように、寝ている間に体を回復させることが大事です。

そのためにはまずは体に合った高さに合わせること。

そして、高さを維持できる適度な硬さがあること。

また凹凸があると寝返りが打ちづらくなってしまうので平らな形でることが重要です。

この3つの条件を満たした枕を使ってください。

詳しく解説

枕の選び方・重要な条件について

前回から合わせて、3つの職業についてお話ししました。

それぞれ起こりやすい症状やいずれにしても正しい枕を使って体を回復させること。

3つの職業に限らずそれに近い職業の方、それとは違う職業の方にとっても日中の姿勢管理と夜間の正しい枕は重要です。

是非試してみてください。


本コラムの内容は動画でもお話ししています▼


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