コラム詳細

ひどい肩こりを治すためには?治療以外に気を付けるべきこと

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。


山田朱織って誰?

プロフィールをご紹介

今回はひどい肩こりの治し方を教えます。

「医療×オーダーメイド枕」というタイトルでお話したいと思います。

目次

難治性(なんちせい)肩こりとはどんなものなのか?

ひどい肩こりと聞くと重症感ありますよね。

医学的に言うと難治性肩こりと呼びます。

この難治性の肩こりをどういう風に判断するかというとポイントは3つあります。

1、難治性肩こりの自覚症状とは

肩こりを持っている患者様や一般の方が自覚症状として"ひどい"肩こりと思っている。

2、難治性肩こりが何か原因があって起こっている

医師から見て強い原因、何か悪い原因があって慢性的に強い肩こりが起こってる場合。

3、難治性肩こりが長期間続いている

いずれにしてもすごく長期間この症状が続いていくケース。

長い間症状が続くと身体的な辛さのみならず、精神的にもまいってきてしまいます。

メンタルも含めた難治性の肩こりとなっていくからです。

これらの3つの肩こりに対して、私たちはまず今回の医療×オーダーメド枕っていうことで、是非患者様に良くなっていただきたい、そう思って毎日診療に当たっています。

ひどい肩こりを医療で治す

まず私は整形外科医なので、医学的にその方の肩こりが何か原因があって起こってるのかどうかを判断しなければいけません

医療で治せる部分と、寝具の調節で治せる部分をきちっと見極めた上で、どこまでどんな医療的な治療をしていくかという計画を立てることがすごく重要なんです。

その為にも

患者様を診た時には詳しくお話をお伺いします

・どんな身体症状なのか

・どんな病歴があるのか

・いつからどんな風に痛いのか

・どのぐらいの期間この症状に悩まされているのか

・どんなタイミングで症状が出るのか

・どんな時により悪くなるのか

・これまでどんな治療をしてきたのか

・その治療によってどのぐらい良くなったのか、もしくは有効性がなかったのか…など

こんなお話がとっても重要なんです。

なぜ生活背景まで聞くことが治療に欠かせないのか、院長の本音コラムでも詳しくお伝えしています。

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「3分医療」の壁を壊す。チームで解く理由

他の科の病気との関連

中には整形の肩こりだけではなく、背景に様々な合併症があることもあります

内科、耳鼻科、眼科、泌尿器科など他の科の病気を背景に持っていて、それと肩こりがすごく関連していることだってあるん

です。

例えば更年期障害の人が肩こるなんて聞いたことないでしょうか。

意外と婦人科疾患と肩こりの影響は深かったりします。

あとは心臓病ですね。

心臓と首、近そうで遠そうでという感じしますけども、実は狭心症とか血圧が高いっていうような心臓の病気があると慢性的に肩がこるんです。

時にはすごく広い範囲で肩こりが起こることもあり得るんですね。

1人の人間の体の中に起こる様々な変化なので、お互いに影響しちゃうということはよく考えられることです。

だとしたらその根本的な他の科の病気に対してもしっかり治療し、肩こりへの影響を少なくするっていうことも大事なわけです。

合併症の治療

では、そういう合併症に関してどういった治療を行っていくのか、それは医療的には内服薬の投与、注射、そして様々なリハビリテーション、理学療法士による治療などがあります。

また長い間、重症の肩こりに悩まされるとメンタルも参ってきます。

自分では思っていなくても心の障害が起こっていることもあり、そうなると痛みを感じる脳が非常に過敏になってしまって特殊な治療をしないとならなくなってしまうこともあるんです。

こういった他の科の疾患も含めてトータルの医療での治療を計画し、それを1つずつ丁寧に行っていくのです。

整形外科のリハビリテーションで実際に何をするのかについては、こちらで詳しく解説しています。

合わない枕を使っては本末転倒

しっかり治療を行った場合でも、症状が残ってしまう場合があります。

そこで気をつけなければいけないのが、インフラとなる枕・寝具なんですね。

肩こりという症状の起こる体の場所柄、どうしても脳・首・肩関節とすごく近いとこに枕っていうのはありますので、物理的にも非常に大きな影響を受けるわけです。

自分の体に合った枕を使うということは、肩こり、難治性の肩こりをも改善するとても重要な条件です。

逆に言えば体に合わない枕、不適切な枕を使っていたらどんなに医療的な治療をしても、夜その合わない枕で寝てしまえば朝にはまた症状が起こってしまう本末転倒なわけです。

詳しく解説

枕が合わないかを判断する7つのチェックポイントを解説

適切な枕で良くなる理由

ではなぜ体に合った枕で良くなるかというと、その最も重要なキーワードはズバリ寝返りです。

適切な高さの枕を使用していただくと、コロコロと上向き・横向きと非常にスムーズに回転動作が行えるわけです。

枕というのは夜寝ている間に人間にとって、最低限必要な動きを最小のエネルギーで体が動けるように手伝ってくれるものです。

そのためには体格に合った高さが重要です。

体格に合った寝返りのスムーズにできる枕を使うことで、首や脳の神経そのものが安静を保てます

そして、体が自由に動かせることで血流の循環させて、疲労して蓄積した悪い物質を洗い流すことができるわけです。

詳しく解説

寝返りを打つ理由と効果、3つの役割を解説

ですから、夕方、夜、疲労してもちゃんと適切な寝具で寝れば、朝には体がリセットされて1番いいコンディションに戻れてまた翌日もしっかりと動くことができるわけです。

難治性の肩こり、決して諦めないでください。

是非、「医療×枕」自分の体にぴったり合った枕を使うことから始めてみてください。

解決編:その2

治療が無駄になる?
「合わない敷寝具」が肩こりを長引かせる理由

難治性肩こりと寝具の関係

「計測所では楽だった枕が、家では合わない…」その原因は枕ではなく、土台となるマットレスのへたりや硬さにあるかもしれません。

布団・マットレスの3大条件

  • 腰が沈み込まない:スムーズな寝返りを助ける硬さ
  • 表面が平らである:部分的なへたりや凹凸がない状態
  • 優れた素材性能:通気性・保温性・保湿性のバランス
寝具による肩こり解消法を読む

※16号整形外科 山田朱織院長による専門解説

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    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。

本コラムの内容は動画でもお話ししています▼


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