山田朱織枕研究所

コラム詳細

骨粗しょう症の方こそ正しい枕を

高齢化社会における枕の重要性


平均寿命が男性78歳、女性84.9歳の高齢化社会において、骨粗しょう症が問題になっています。

骨粗しょう症とは、骨の髄(ずい)という中身がすかすかになって、体にきしむような痛みが出たり、骨折を起こしやすくなる状態です。骨がもろくなると、3大骨折と言って、手首、背骨、足の付け根の骨の3箇所に骨折が起こりやすくなります。

特に背骨は頻度も高く、転んだりぶつけたりと言う怪我をしなくても、徐々に骨が部分的につぶれていきます。結果として、背中が丸くなり、これを円背といいます。

背中が曲がりうつむく姿勢になると、首だけを持ち上げて前に突き出す形になります。よって円背の方が上向きに寝るときには、枕の高さを高くする必要があります。しかしこれまでは、このような高齢者に適切な枕を合わせることの重要性は、医学界でも認識されていませんでした。

背中の丸くなっている方(円背)にとっての適切な枕とは


当研究所と札幌にあるターミナル整形外科の協同研究の結果により、枕の高さを調節した20名の円背の患者様の枕の高さは、同じくらいの体格(身長、体重)で円背ではない方に比べ、5㎜~20㎜(時にそれ以上)高いことがわかりました。

いかに円背の方が高めの枕が必要かということです。つまり市販の枕を適当に選んで使用すると、低すぎる状態になりやすいということです。

低すぎたらどうなるかというと、上向きで寝るのが困難で横向きばかりで寝ることになります。そして、朝まで大きな寝返りが打てなくなります。

寝返りを打てないとどうなるか?先に述べた血液、リンパ液、関節液が滞って、循環障害やむくみ、また起床時の節々の痛みや、すぐ動き出す事が出来ないといった症状を引き起こします。

特に膝に水が溜まるなどといって、整形外科に注射に通院するような方は注意です。膝や腰など関節に変形があると、長時間寝返りを打てずに同じ姿勢で寝ていた場合、起きて動き始めがスムーズには行きません。関節にとっても寝返りは、寝ていても必要な最低限の体の運動なのです。

ご両親など思い当たる方はいませんか?朝、寝床から直ぐに起き上がれず、節々の痛みを訴える姿。枕調節と適切な寝具(敷物)を合わせてあげると、コロコロコロコロ寝返りが打てるようになります。そしてぐっすり眠れるのはもちろん、朝は快適に動き出すことができるのです。

このような骨粗しょう症や円背の方の不眠や朝のつらい症状が、寝具や寝方に問題があるとすれば、骨や関節の問題を考える整形外科医の枕研究は必要不可欠なのです。

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