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骨粗鬆症と睡眠~枕の関係性とは?~


骨粗鬆症と枕は関係あるの?

骨粗鬆症と枕が直接関係あるわけではありません。骨粗鬆症になって背中が曲がってしまうと体格が変化するので、寝た時の枕の高さが変わってまいります。

そういう意味では骨粗しょう症と枕の高さは間接的にとても関係があると言えます。そのメカニズムについてお話したいと思います。

高齢者の方が骨が脆くなってだんだんに潰れていく、3大骨折といって背骨と股関節と手首、この3つはとても折れやすい場所なんです。

その骨折が起こりやすい場所になんでもないちょっとした姿勢の変化で骨がバキッと折れてしまうと潰れてますよね。

これだけ高さがなければいけないのに潰れてしまった骨、これを中心に背骨がくの字に曲がってきます。


医学用語では円背、円の背中と書いて円背と読みますが、円背になることによって寝た時に非常に背骨こうなってしまって(曲がってしまって)高い高い枕が必要になるんです。

逆に言えばこれだけ十分な高さの枕がないと軽くスムーズに寝返りが打てないので、夜中に体の節々が痛くなったり、寝返りが十分打てなくて覚醒してしまって起き上がってしまったり、起き上がるとトイレに歩いて行ってしまうということで頻回にトイレに行く回数が増えてしまう。このようなことが起こります。これは快眠にとって大変悪い状況です。

ですのでもし背中の丸みが骨粗鬆症と共に起こってきたら、枕の高さを調節してスムーズな寝返りができ熟睡することが重要です。


枕の高さ調節については別のビデオ(YouTube動画)を用意してありますのでぜひご参考にしてください。

大変興味深いのはどんなに高齢者になっても、自分の体に合った枕を選ぶために寝返りのしやすさ、寝返りのしにくさ、これを判断する感覚っていうのはほとんど衰えないと私は毎日患者さんを見てて感じています。

是非、自分の体に合う枕今晩から手作りでできますのでやってみてください。



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