コラム詳細

顎関節脱臼は整形外科に行くべき?口腔外科に行くべき?

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。


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今回は顎関節脱臼は口腔外科に行けばいいの?整形外科に行けばいいの?というお話をしたいと思います。

目次


場所ごとに専門の科がある

顎が外れたり顎関節が痛いという場合に整形外科に行くべきか悩む方多いと思います。

どうしても骨折や脱臼や捻挫というワードから、整形外科っていうイメージが皆さんあるみたいなんですけど、必ずしもそうとは限りません。

その症状がある場所によって変わってくるのです。


1、頭蓋骨→脳外科

もし頭蓋骨が骨折したらほぼほぼ皆さん、脳外科に行くのは分かっているのではないでしょうか。


2、鼻骨→耳鼻科

大抵の場合、鼻が折れてもよっぽどのことがない限りはあまり整復したり金属を使う手術などはない行われないことの方が多いようです。


3、頬骨→形成外科

この場所は美容的にも重要な場所なので、形成外科が専門として顔面を綺麗に治すということを主にやっています。


4、顎骨→口腔外科

今回のテーマでもある顎に関しては専門は口腔外科です。

それぞれ専門の科がありますが、どうも顎関節に関しては特に整形外科に受診する方が多いようです。


より良い治療のためには専門の科を

医療・医師というのは必ずしも自分の専門以外を診ちゃいけないっていうことではないんです。

例えば私は整形外科医ですが口腔外科の領域を診断したり、鼻骨の骨折の患者様が来た時にレントゲンを撮って診断することはあります。

手術は今私はやっていませんが、そういった診断をつけてそれから専門の病院に送るなどということもあるのです。

医師は全ての病気や怪我に関して知識を持っていれば診断することはできますが、より良い治療のためには担当してる専門家が診るのが一番良いと考えています。


また、顎関節の炎症や痛みというところで言うと、私の専門としている首の痛みや肩こりや頭痛、こういったこととリンクして一緒に症状出ることが多いんです。

なのでどうしても診ていかないといけない、診療診察そして治療ができなければいけない範疇になってきます。

私のポリシーとしてはなるべく自分がまずは患者様来たら診察をしてできるところまでは治療し、そしてその患者様にとってより良い診療科に紹介するということを日頃心がけています。


今回は顎関節脱臼は整形外科で治療するのか、口腔外科が専門なのかっていうお話をさせていただきました。

皆様このことをちょっとどこかで念頭に置いていただいて、自分や家族が顎関節脱臼になった時にどこの科に行けばいいか思い出していただければと思います。


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