枕が合わないかを判断する7つのチェックポイントを解説
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。
目次
「枕が合ってない?」かを判断する方法として7つのチェックポイントを解説したいと思います。
まずはこちらの7つのチェックポイントを皆さんも何個当てはまるかチェックしてみてください。
枕が合っていないかを判断する7つのチェックポイント
□枕、頭の下に手を入れて寝ている、腕を上げて寝ている
□目が覚めるとうつ伏せになっている
□朝起きると、手や腕にしびれがある
□朝起きると首や肩が痛い、凝っている
□熟睡感がない
□寝返りを打つと目が覚めてしまう
山田:この中で何個当てはまりましたか?
モデル:僕は3つありました。目が覚めると枕がどこかいってますし、万歳手を上げて寝ていることもあります。
あとは熟睡感はないですね。
1つでも当てはまれば枕が合っていない可能性がある
山田:実はこれらの項目の中で1つでも当てはまるとすれば、それはあなたの枕があなたの体に合っていない可能性があるんですよ。
モデル:えっ、一つでもあるとダメなんですか?
山田:そうなんです。たった一つでも危険信号と思ってください。
特に「朝、目が覚めた時に枕が首から離れている」のは要注意
目が覚めた時に枕がずれているというのは、使用している枕があなたの体に合っていない可能性があります。
枕が合わないと枕がずれたり枕から頭が落ちたり、何らかの辛い体の症状が出るんです。
寝返りを打っても体に合っている枕だったら大きくずれることはありません。
もしずれそうになってもその枕がちゃんと体に合っていれば、ずれそうになっている枕を戻したり、ずれていったところにちゃんと体も追いかけていったり、枕と自分の体が離れるのを何とか食い止めようとする行動が起こります。
枕が飛んだままになったりずれたままになっているということは、それが自分の体には合っていないので修復しようという気持ちが起こらないという表れです。
枕が頭の下からずれる、朝起きたらうつ伏せになっていたり手を敷いていたり万歳していたり様々な症状が出るとき、また熟睡感がないなあという睡眠に対する不満、こういったことも枕が合っていないことの表れである可能性があるわけです。
枕以外の寝具環境も重要な条件
枕のみではなく体と枕とベッドマットレスや布団というのも重要な条件になってまいります。
山田朱織枕研究所のお客様でもしっかりと計測所で計測して作ったオーダーメイド枕なのに、自宅に持って帰って使うとどうも合わないということがたまにあります。
これは体と枕とベッドや布団が三位一体で全部合わないからです。
計測した計測台と自宅の自分の寝具、これが違う場合に起こってしまう不具合です。
そんな場合は寝台の方もすべて枕と合うようにセットしないと問題は解決しません。
まず枕、次に敷物。総合的に調節していくのが良いかと思います。
枕に関しては山田朱織枕研究所では完全にオーダーメイド枕で診断士というプロが計測してくれる整形外科枕。
自分で調節することができる整形外科枕ドクターズピロー。
そして手作りで自宅にある素材でもできる玄関マット枕。
こういったものをご紹介しておりますので、是非皆様のニーズに合ったものを選んで頂ければと思います。
枕と寝台を合わせて快適な睡眠をとってください。
ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
体と枕とベッドや布団が三位一体で合っていることが重要です。
本コラムの内容は動画でもお話しています▼
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