コラム詳細

理想の枕の高さを決めるための適正な条件を解説

理想の枕の高さを決めるための適正な条件を解説

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

山田朱織が診察をしている様子

普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。


今回は枕の高さを決定するためにはどんな条件が重要かというお話をしていきたいと思います。

いつも私が言ってる重要な枕の3大条件は

・高さ

・硬さ

・平らな形

枕の高さが一人一人の体格に合っていること。

そしてその高さを維持するだけの硬さも必要で、表面が平らでないと寝返りが打てない。

3つの条件を満たすような枕が重要なのですが、枕の高さはどういった人間の体の要素によって決まってくるのかということを今回お話したいと思います。

目次



枕の高さが変わる要素を分解

性別・年齢で枕の高さが変わる

枕の高さを決めるための条件・要素を解説

男性と女性、若い方と高齢者、体格が良い方と比較的小さな方、このような違いがあった場合、枕の高さはなんとなく違うんじゃないかなと思うかと思います。

体格が大きい方は体格が小さな方より枕の高さは高くなっていきます。

子供、大人、高齢者、と比べても年齢と共に枕の高さは段々高くなっていきます。

男性と女性を比べると、小柄な女性よりも比較的体格ががっしりした男性の方が枕の高さは高くなります。

身長・体重・肩幅で枕の高さが変わる

枕の高さを決定する重要な身体的な条件一つは身長です。

そして体重、それからもちろん男女という差もあります。

もう一つ重要な条件は肩幅です。

肩幅が結構重要でなぜかと言うと、横向いて寝た時考えてください。

肩幅の分枕は高くなるんじゃないかなと思いますよね。

肩幅が広ければ広いほど枕の高さは高くなる。肩幅が狭い方小柄な方は相対的には枕の高さが低くなるということです。

高齢になると起こる体の変化で枕の高さが変わる

加齢や姿勢の変化で「寝返りの負荷」はどう変わるのか?

背中が丸くなったり、筋力が変化したりすると、わずかな高さのズレが命取りになります。 実際に、「適切な高さ」と「わずか5mmの差」で寝返りのスムーズさがどれほど変わるかを比較した動画をご覧ください。

身体に合った高さ
わずか5mmの誤差

【解説】
左側の「身体に合った高さ」では、首と体幹が一本の軸のようにスムーズに回転しています。 対して右側は、たった5mm高いだけで腰や足に余計な力(反動)が必要になっているのがわかります。 加齢で柔軟性が低下した身体にとって、この「小さな抵抗」が毎晩20回以上繰り返されることは、大きな疲労蓄積の原因となります。

枕の高さを決めるための条件・要素を解説

高齢になってくると背骨の中に骨粗鬆症で圧迫骨折が起こったり、圧迫骨折はなくても骨と骨の間の椎間板が潰れたりして段々と背中が丸くなることよくあります。

医学的には円背と言って、背中が丸くなった状態においては身長が縮みます

では背中が丸くなって身長が縮んだ方と背中がまっすぐな方で同じ体重だとしたら、どちらが枕が高くなるでしょうか。

身長が縮んでお背中に丸みが出てきたり、それとともに体も硬くなると実は寝てる時にリラックスして体がほぐれるということがなくなるので、枕の高さを高くしないと合わなくなってくるケースがあるんです。

これはなかなか知られてない事実でとても重要なことです。

なぜなら姿勢の変化が起こっているのに枕の高さを今まで通り使っていて適切に高く合わせていないと、頭が落ちて首に悪い姿勢になってしまって障害を起こしているっていうパターンも決して少なくないからです。

首や腰の中の変形が起こるからこそ、それに見合っただけの高さがないと首がリラックスすることができないわけです。

非常にこの枕の高さを決定するための身体の要素っていうのは重要になってきます。

詳しく解説

65歳以上から多い変形性頚椎症

枕の高さは一人ひとり違う

市販の枕は、身長や体重、性別や年齢などで枕の高さが異なるのに、店頭に行くと男性用・女性用というものはなく大抵は同じものが陳列してあって、自分の好みで選んでしまっているのが現状だと思うんです。

枕も含めて寝具というのは一人一人の体格に合ってなきゃいけないということを知っておいていただき、自分に合った高さのものを選んでいただければと思います。

枕の高さ算出システムをご用意しています

枕の高さを決めるための条件・要素を解説

私たち山田朱織枕研究所では実は6~7万人の方の枕を一人一人計測して枕の高さを決定してきたんですが、その時の様々な身体の条件の数値と決定した枕の高さ、この2つを使って統計的に計算を行い枕の高さを算出するアルゴリズムというものを作りました。

身長・体重・肩幅・年齢・男女という必要な条件を入れることで、適切な枕の高さを算出することができるようになったのです。

ですので当社のドクターズピローというラインナップにおいては、この枕の計測システムアルゴリズムを用いて実際に当社にお越しいただかなくても、ある程度適切な高さをご指導することができるようになっています。

ドクターズピローの方もぜひご検討ください。

枕の高さを決めるための条件・要素を解説

今回は枕の高さを決定するために必要な条件、身体的な条件ということについてお話をしてまいりました。

このことを知っていれば店頭に行って好みやなんとなく人に勧められたからと枕を買うのではなく、しっかりと自分の体に合った枕を選ぶことができると思います。

そのような正しい枕選びをどうぞしてください。

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  • 診察をしている山田朱織

    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。

本コラムの内容は動画でもお話ししています▼


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