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睡眠姿勢に重要な上向き・横向き・寝返り~凹凸枕と比較して寝返りの打ちやすさをチェックしてみましょう~

寝返りのスムーズさをチェックする方法

今回は「寝返りのしやすさとは?」ということでお話をしたいと思います。

私は寝る睡眠姿勢にとって重要なことは、上向き・横向き・寝返りの時にすべて体に合った枕を使うことで、姿勢を良くできるというお話をいつもしています。

そうすると多くの方から、「寝返りのしやすさというのはどうやって確認すればいいんですか?」ということを質問されます。

自分で寝返りのしやすさを判断する方法と人から見てもらって判断する方法、この2つについて今日は解説したいと思います。


自分で寝返りをチェックする時は何を意識すればいいですか?

では、まず第一番目に自分で寝返りのスムーズさをチェックする方法をお教えします。

大前提として今から行うのは本当に眠っているときの夜中の寝返りではなくて、それに近しい覚醒状態での回転動作、これでチェックします。このことを知っておいてください。

そして、回転動作がうまくいけば実際に寝ている時にも寝返りはスムーズになります。当研究所ではそれをビデオを検証をしています。

では試してみてみましょう。ポジションが大事です。

胸の前で手を鎖骨と鎖骨に当てて膝を立ててください。


ここから右左、右左と2回寝返りを打ちます。

今、何を見ているかというと肩と骨盤腰が一緒に動いているかを確認しているんですね。

肩と骨盤が一緒に動く。つまり、身体の軸が通っていて軸に対してコロコロとただ回転しているだけ。

これが寝返りのスムーズさをチェックするポイントです。


逆にスムーズでない時をやってみましょう。例えば凹凸の枕を使ってしまうとどうなるか。

骨盤が先に寝返りを打って肩が追いかけます。もしくは、肩が先に寝返りを打ってから骨盤がついてくる。

いずれも肩と骨盤がバラバラにばらけてしまって寝返りを打つような姿勢、これでは力を入れなければ寝返りができないわけです。

これをスムーズではない寝返りと呼んでいます。



誰かに見てもらうにはどうすればいいんですか?

では、2番目に誰か人にこの寝返りのスムーズさをチェックしていただく方法をお見せします。

この場合は寝ている人の頭側に立っていただいてここから身体の軸を見ていきます。

手を前にバッテンにしていただいて膝を立てます。では寝返りをしてみてください。


この時、チェックする人は肩の一番出っ張っている肩峰という部分と、大腿骨といって太もものところの大転子、ちょっと解剖的に難しい言葉なので簡単に言うと、

肩の出っ張っているところと骨盤の出っ張っているところ、この2点が同期的に動いているかバラけて動いているかを確認しています。

今度は左向きになりましたので右の肩と骨盤、この出っ張りを一緒に動いているかを見ています。

もう一度お願いします。今、ほぼ同期して動いていることが分かります。ブレないです。


では、悪いスムーズではない時の寝返りです。これでもお願いします。

骨盤が先に行って肩が遅れてきてやっと肩が追いつきました。もう一度反対向きお願いします。

今度は肩が先に落ちて大きく骨盤が先に入ってから肩が追いかけていく。

肩峰と大転子、肩と骨盤のポイントがバラけてしまっているのがわかりますね。


枕が適切に合っていないと自力で大きな力を出して寝返りを打とうとするので、体の部分的なところに力が入ってしまって全体を1本の軸として転がることができなくなってしまうんです。

もし、どなたか見てくださる方がいれば頭側に立って、この肩と骨盤の動きが同期しているかどうかをチェックしていただくといいと思います。


寝返りはしやすいけど上向きになった時に喉の圧迫感と後頭部が高く感じる時はどうしたらいいですか?

その方その方の体型や体格によっては今のような訴えもたまに聞かれます。

寝返りがしやすくても当所、どうしても高さが気になる、喉が辛い、このような場合は少しだけまず最初に低めのセッティングをしてください。

5mmほど低くセッティングして高さに慣れていただく。喉が苦しくなく寝付ける。これがうまくできるようになって徐々にまた高さを適切な高さにしていくのがいいと思います。

例えば65mmが体に合ってるとしても、最初は60mmの高さに下げていただいて、後頭部の高さ硬さにも慣れて喉の苦しさもなくなってから段階的に高くしていけばいいと考えています。是非、試してみてください。

適切な高さ硬さの枕について、どうやってチェックするかという方法を今日は説明してきました。

なかなか難しいと感じる方もいるかもしれませんが、当研究所ではたくさんの動画をYouTubeで配信していますので、寝返りのチェックの方法、寝返りのスムーズさも確認してください。


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