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年齢別、年代別の枕の形の解説|加齢とともに注意する点

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

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普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。

目次



赤ちゃんから高齢者までの枕の条件

今回は赤ちゃんから高齢者まで年齢別、年代別によって枕の条件というのは変えた方がいいのかどうかお話ししたいと思います。

枕の3大条件である「適切な高さ」、「適切な硬さ」、そして「表面が平ら」。この条件の中の枕表面が平らで硬いこと、これは老若男女、赤ちゃんから高齢者まで変わりません。

しかし、枕の高さに関しては年齢が上がるにつれて体重が増えて身長が伸びていき、体格が変わっていくので枕の高さも異なるわけです。

幼い子供は体も柔らかいので枕も柔らかい方がいいんじゃないか、高齢者は体が硬くなって体格も変わってくるので人間工学の枕がいいんじゃないかというふうに思うかもしれません。

しかし、それは全くこの3大条件からかけ離れた話になってしまうわけです。

老若男女、年齢年代を問わず枕の3大条件を満たす枕を使っていただきたいと思います。

詳しく紹介

正しい枕の3大条件|枕外来の整形外科医が解説

子供の枕は年齢とともに高くなっていく

まずは乳幼児の枕の高さについて説明します。

左側から0歳、3歳、8歳とレントゲン像が並んでいます。

年齢別、年代別の枕の形の解説|加齢とともに注意する点

この3つの異なる年齢において加齢と共に適切な枕の高さが徐々に高くなっていくのがわかります。

これは実は同一のお子さんの成長と共に枕の高さがどう変わったかを示しているんです。

要は赤ちゃんの時には枕がなくても首の適切な角度が保てていたのに、骨格が変わり立って歩くようになると3歳の時にはもうすでに適切な枕の高さが必要になっています。

それが8歳になるとより高い枕の高さが必要になるわけです。

そして18歳ぐらいで身長が止まり成長期が終わる頃までは太ったり痩せたりもありますが、適宜年齢と共に変化した体格に合わせて枕の高さを調節することが重要です。

枕の高さと身長体重には相関がある


こちらは2003年~2012年に16号整形外科で開発した枕調節法で調節した成人男女約3万人の枕の高さと身長体重の相関を示したグラフです。

身長が高いほど、身長体重が多くなるほど枕の高さが高くなっていくことが示されています。

相関係数といってこの2つの関係は非常に統計学的にも優位にその差が示せたということになります。

左側の男性が青、女性が赤、右側が黄色が60歳以下、黒が60歳以上となっており男女や年齢によっても異なりますがこの傾向は同じということが言えると思います。

体格の比較的小さな女性は枕が相対的に低めで、体格の比較的大きな男性は高めの傾向が見られます。

年齢別でみると60歳以上では身長体重が少ないにも関わらず枕の高さが非常に高い例が散見されます。円背(猫背)による後弯変形や関節硬縮により高い枕が必要になることが示されています。

(Monthly Book Orthopaedics 2016年9月号 Vol 29(9)「私はこう診る 肩のこり・首の痛み」の掲載論文「肩こりに対する私のアプローチ法「枕の調節―理論と実践」 」山田 朱織ほかより一部引用しています)

加齢と枕の高さの関係

年齢別、年代別の枕の形の解説|加齢とともに注意する点

これは上から10歳以下のお子さん、10歳代、40歳代、60歳代、80歳代の方の上向きで寝た時のレントゲン像です。

加齢と共に枕の高さがどんどん高くなっていくことが一目でわかります。

もちろん身長体重、体格や背中の曲がり具合によっても若干の差はありますけれども大きな傾向としてはこのようなことが言えるわけです。

特に高齢者で骨粗鬆症という病気になると、骨がもろくなって潰れてしまう圧迫骨折というのを引き起こしてきます。

圧迫骨折が起こると背骨がグーッと曲がって、円背と言って猫背になります。

そうするとさらに枕の高さが高く必要になります。

詳しく解説

原因の多くは骨粗鬆症?圧迫骨折で背中が丸くなってしまったら枕はどうすればいいの?

このようなことも含めてその年齢ごとにその体格の変化ごとに、枕の高さを調節するということが大事ということです。

今回は年齢と共に枕の高さを適宜調節しながら、どんな条件で枕を調節すればぐっすり休めるかというお話をしてまいりました。

赤ちゃんから高齢者の違いがお分かりいただけたかと思います。

人間が成長し加齢と共に体が変化していく以上は、いつもその時々自分に最適に合った枕を使うことが重要と考えています。

是非今晩から試してみてください。

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適切な枕の条件

高さを体格に合わせて、その他の条件も満たした枕を使うことが重要です。

高さを含めた4つの条件があります。

1、高さがお体格に合っていること

まずは高さが重要です。上向きでは首の姿勢をよくして安定させる。横向きでも高さが合って体が布団と平行になっていることで体の軸がまっすぐお整います。

2、適度な硬さがあること

頭が沈んでいかないように、首がぐらつかずに安定するように適度な硬さが必要です。

3、凹凸がなく平らな形であること

凸凹していると頭がはまったようになったり、運動量が増えて寝返りが打ちづらくなります。

平らな形が丸い頭がコロコロと転がりやすいのです。

4、メンテナンス

お体格の変化や素材の劣化に合わせて適宜枕の調節ができること。

これらの条件を満たす枕を使うことが重要です。

山田朱織枕研究所の整形外科枕は、すべての条件を満たした枕

完全オーダーメイド枕で自身の首の高さに合わせられる

年齢別、年代別の枕の形の解説|加齢とともに注意する点

山田朱織枕研究所の枕は正しい枕の4つの条件を満たすようにできています。

ご自身だけでは正しい枕の高さを算出することが難しい!ということもありますので、完全オーダーメイドの「整形外科枕」をご用意しております。

計測では仰向き・横向き・寝返りの3方向での高さを確認し、その中で1番より高さの枕を決定します。

高さや硬さが調整可能で、形は平らになっています。硬さに関しては基本的には一般的な枕に比べて少し硬めにはできていますが、こちらも変更可能です。

オーダーメイド枕ですので、作成した後もお電話やメール、来所での調整が可能な枕となっています。

整形外科枕は本店の神奈川県相模原市にある山田朱織枕研究所にお越しいただくか、

その支店である渋谷店こちらに来ていただければ専門の枕診断士が対面でお客様の寝姿勢を見ながら枕の高さを測り、様々な寝具に関するアドバイスをすることができます。

詳しく紹介

オーダーメイド枕の整形外科枕

整形外科枕ドクターズピローならオンラインで購入可能


しかし、遠方だとなかなか新幹線で来るのも大変だと思います。

またお体の具合が悪くてなかなか足を運べないというような何かの自己事情で来所をすることができない方。

そのような方にこの整形外科枕と同じ考え方の新商品「整形外科枕ドクターズピロー」が誕生しました。

このドクターズピローと従来の整形外科枕との一番の大きな違いは枕診断士というプロフェッショナルが対面でお客様の体格や寝姿を見ながら枕を測るのに対して、

ドクターズビローはインターネットで購入していただいてご自分で高さ調節を行うという違いです。

枕カバーであるとか他の違いもありますが一番大きな違いはその計測の仕方です。

でもなかなか自分で測るといっても難しそうという印象をお持ちになるかと思います。

自分でうまく合わせられるか心配という方も簡単に高さが分かるシステムを開発しました。


自動計測システムと言ってwebサイトの中でご身長体重いろいろな条件を入れていただくと適切な高さが算出できます。

これまで6万人以上のお客様に枕を計測したこの経験を元に作ったシステムです。

そこからの微調節であれば比較的簡単にやることができますのでそれを利用をしてみたらいかがでしょうか。

適切な枕の高さを是非試してみてください。まずはネットで気軽に購入可能なドクターズピローがおすすめです。

ご自身の体に合わせて高さ調節可能

本コラムの内容は動画でもお話ししています▼


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