40代から60代の枕の高さ・枕調整はどうする?
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
今回は年代別枕の高さと枕調節についてお話したいと思います。
これまで10代から20代、20代から40代の枕についてお話をしてまいりましたが、今回は40代から60代についてです。
私も今50代ですからこの中に入っています。
自分の体験も交えながらお話ししましょう。
体の組織が変化していく
40代から60代は体の曲がり角なんです。
体の中の柔らかい組織の質が段々と悪くなっていきます。
骨の間には椎間板という軟骨がありますが、若いときはたくさん水分を含んでいます。
それが段々と水分がなくなって質が悪くなっていき、潰れたり飛び出したりして変形してしまうのです。
お肌も若いときはピチピチしてたのが段々カサカサしぼしぼしてきますよね。
それとなんら体の中も変わらないんです。
その体の水分が奪われることで組織が後退していき病的な状態に近づいていくと、痛みやしびれなどいろんな症状を感じるようになっていくんです。

症状を出しやすくなるからこそ微調節が必要
体の中がそもそも変化して症状を出しやすいわけですから、枕だって調節がより必要になってきます。
例えば朝手が痺れてしまったとか、肩があんなに治ってたのにまた痛くなってしまったとか、体の中身も悪いけど使っていくうちに枕の条件も悪くなっていきます。
整形外科枕で言えば、2年前に枕を計測して作ってから1度もサポート受けてないなんていう方は、微調節をして今の体にぴったり合ったものを使っていただければと思います。
しっかり枕を調節できれば40代だろうが50代だろうがちゃんと症状を緩和することができるので、日々お体や枕の状態に注意してください。
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「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」
16号整形外科院長 医学博士
㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
できるだけそのままお伝えしております。
本コラムの内容は動画でもお話ししています▼
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