年代別枕の高さ20代から40代の枕計測
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
今回は、「年代別・枕の高さと枕計測」について、前回は10代から20代についてお話ししましたが、今回は第2段として20代から40代についてお話します。
20代から40代は一番体の調子がいい時期
20代から40代は青壮年期と医学的には呼ぶんですけど、髪もフサフサ、肌もピカピカっていう時期ですよね。
私はここ過ぎましたけどね。
ということで、20代から40代の方の枕計測についてなんですけど、医学的に言うと20代から40代っていうのは見た目にもピチピチしてて綺麗な時期なんですけど、体の組織的にも実はピチピチしてるんですよ。
筋肉に張りがある、皮膚が弾力性がある、そして骨がしっかりしていて骨と骨の間にある椎間板も水々しくて水分がたっぷりあるので弾力性もあるわけですね。
人間もまさに動物なわけですが、今では80~90歳までが日本人の平均寿命といわれています。
体の組織が生き生きして水々しい、一番体的に調子のいい時期がこの壮青年期かなと思います。
こういう方々がどんな生活してるかというと、もちろん仕事が忙しいですよね。子育ても忙しいです。
体の組織が水々しい使える体だからこそ、社会的に言うと色んなことをやらなきゃいけません。
そうするとかかってくるのがストレスです。
ストレスで太ったり痩せたり、色んな体調の変化もあって体が変化する。
そういった時に枕が合わなくなってくることがあるので、高さ調節が必要になってきます。
枕が合っているか確認方法
高さ調節をする前に、枕がちゃんと合っているかどうかを判断しなければいけません。
どこを見て判断するかというと、枕が朝までちゃんと頭の下にあって、かつ寝返りが打ちやすいかどうかです。
朝起きたら枕がずれている、枕はそこにあるけど体が離れているということがあれば、それは枕の高さが合ってないということになるので分かりやすいです。
そしてもう1つ覚えていただきたいのが、目が覚めた時に首が痛い、肩が凝ってる、手がしびれてる、頭が痛い、そんな症状が起こっている場合も枕が合ってない可能性があります。
枕のずれと症状の朝の状態を見ていただいて、枕の調節も試してみてください。
本コラムの内容は動画でもお話ししています▼
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