コラム詳細

整形外科医の本音シリーズ~韓国の整形外科の先生が来院してくれました~

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。


山田朱織って誰?

プロフィールをご紹介

整形外科医の本音シリーズ、今回は韓国の整形外科の先生が当院に訪問されたことについて詳しく語っていきたいと思います。

今回の体験を通して、枕が世界の色々なところで必要とされているとても重要な情報なんだということを再認識いたしました。洋の東西を問わず、全世界で同じような現象がパラパラと起こっていることをだんだん実感してきております。


枕に衝撃を受けた韓国のリー先生

韓国の整形外科の先生はリー先生という方です。

先生は韓国にいる時に、「枕革命」などの私の著書を韓国語に翻訳されているもの何冊か読んで、さらに日本語の本も買って日本語も勉強して少し読んでくださったということです。

先生は元々痛みに対する治療を色々研究されているそうです。

韓国の患者さんは注射することが圧倒的に多いらしいんですけれども、注射だけではなく姿勢を整えたり、体の色々な部分のバランスを整えるということを中心に全身の痛みを取っていこうということに注力されている様子でした。

そして朝、当日11時ぐらいに当院に来院されて、夜の9時まで本当にほとんど休みも取らず、ずっと枕の外来を見学されたり、枕 研究所の方で枕の作成の状況を見たり、私のプレゼンテーションを1時間聞いてくださったりされていました。

なんと先生は、韓国から自分で日本語で作ったプレゼンテーションを持ってきて、私に聞かせてくれたりもしました。

その中で先生は、アロマセラピーと靴のインソールを組み合わせて、全身の体の色々なところの痛みを取るという治療をしているということがよくわかりました。

本当に真剣に患者様に向き合っている素晴らしい先生だと思いました。

そんな方が、私たちの枕に興味を持ってくれたことにも嬉しく感じました。


帰国してすぐに手作り枕を作った

枕の手作りの方法もお教えしたんですが、なんと先生は帰国して韓国に戻られてからその足で量販店に寄って、様々な枕の素材を買い集めて自院に戻られたそうです。

そしてすぐに自院の看護師さんや看護スタッフさんなどに、手作り枕を作ってあげたそうです。

それも2日間で10人だそうです。

その後も、どんどんどんどん素材を買いたし、手作り枕を自分の周囲の患者様にも試しているそうです。

その結果も素晴らしくて、本当に短期間に肩こりが良くなった、腰痛が良くなった、こんな方にも試したけど症状が改善された、ということをLINEで日本語と韓国語が混ざりながらも日々報告してくださっています。

本当に日本に限らず、韓国にも同じように枕に困る患者さんがたくさんいて、そして腰痛や肩こりや首の痛みに対して枕を使うことで良くなるという日本と同じ現象を検証できたということはすごく重要な貴重な体験でした。

これからも日本に限らず、多くの世界の方と交流しながら、この枕の大切さ、日本で生まれた枕の理論を広めていきたいと考えています。

皆様どうぞ応援よろしくお願いいたします。


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