コラム詳細

捻挫や骨折などケガをした時の寝方|患部を安静にする枕の使い方

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

患部を安静にする寝方

今回はケガをしたとき、体の腕や足などのケガをして捻挫や骨折などをしたときにもうまく枕を活用する方法についてお話したいと思います。

皆さんは枕と聞くと頭の下に敷いて寝る夜使う時の枕だけだと思っていませんか?

実は枕というのは体のいろいろな部分を安静に保つ、そのために使う道具という風にとらえてください。

ですので例えば腕を痛めた足を痛めた時には、その下に敷くことで以下にその患部が安静が保てるか、こんな役割もあるんです。

山田:今日はどうされましたか?

モデル:昨日、転んでしまってその時に強く腕をぶつけてしまったんですけど、ぶつけたところが骨にひびが入ってるんじゃないかっていうくらい痛いです。

山田:そんなに痛いんですか?でも腫れてますね。

モデル:はい。


皮下出血もあるし腫れている状態。そして、ズキズキと腕が痛む状態。このような患部が炎症を起こしているような状態のときにはぜひ患部を安静にする必要性があります。

実際にどんな工夫をして寝るかやってみましょう。じゃあ、こちらに休んでください。

左の腕にケガをしてしまった場合、このように少し柔らかくて高さのある枕、これにこのように腕を置いていただくと

山田:どうですか?楽ではないですか?

モデル:楽になりました。

これが正しい患部を安静にするための枕の使い方なんです。


もし、腕のこの部分に骨折があったり、筋肉が挫傷といって切れていたり捻挫している場合には、患部を心臓よりも少し高くしていただく。

そして良肢位といって、体が自然な向きになる無理やりの向きではなくて自然にふわっと手を置いて楽な姿勢、安楽な姿勢を取っていただくことによって

患部のむくみ、腫れが引いて患部を安静に保つために痛みを抑えることが可能です。

ではもし足をケガしている場合どうなるかやってみましょう。

足をケガした場合は腕よりも重さもありますし長いので、このようにお布団を少し丸めていただいて脚を高くするようにしましょう。


硬い素材よりも少し柔らかい素材の方が、ふんわりと足が乗っかることによって安定性が良いのです。

山田:どうですか?このように足を上げて布団の上に枕の上に乗せていただくとどんな感じですか?

モデル:足が楽になりました。

山田:グラグラしないで安定していますか?

モデル:はい。安定します。


先ほどの腕をケガしたときには腕の下に枕。足をケガした時には足の下に布団を丸めて即席で作った枕。

こういったものを置いていただくことで、患部を安静に保ち痛みを和らげることが可能です。

ケガしたときはぜひ試してみてください。


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