コラム詳細

オーダーメイド枕で歯ぎしり、食いしばり、噛みしめを改善

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

山田朱織って誰?

プロフィールをご紹介

山田朱織が診察をしている様子

普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。

歯ぎしり・食いしばり・噛みしめも枕で解決?!

今回は歯ぎしり、食いしばり、噛みしめ、これらの症状は枕で解決できますか?というご質問を時々いただくのでこれについて今わかっていることを当研究所から回答していきたいと思います。

まず、日本歯科医師会の見解によれば、歯ぎしりや噛みしめというものは「日中に起こるもの」と「夜間に起こるもの」があるということです。

目次



枕で改善できるのは、寝ている時の歯ぎしり・食いしばり、噛みしめ

ただ、寝ている時の歯ぎしり、食いしばり、噛みしめが枕で完全に改善するのかどうかについてはまだ科学的にすべてのメカニズムが分かったわけではありません。

しかし、私は多くの臨床経験で患者さんを診る中で肩こりや、頭痛を治すために作った手作り枕やオーダーメイド枕が、同時に歯ぎしりや噛みしめを緩和して良くなったという声をたくさん聞くので、そこには一定の効果があるのではないかと考えています。

詳しく紹介

オーダーメイド枕の整形外科枕

不安定な睡眠が歯ぎしり(ブラキシズム)を誘発する

睡眠環境と歯ぎしりは関係が深い

北海道大学の大学病院の歯科専門の外来においては睡眠衛生ということが歯科治療にとって大事な要素となっているとのことです。

「不安定な睡眠がブラキシズムを誘発する」

つまり寝ている時の歯にかかる負担というのは睡眠環境によって起こり、歯ぎしり、食いしばり、噛みしめなどとも関係が深いということがわかっているわけです。

ですのでまずこのような症状がある方は睡眠環境を整える一環として、首や頭ひいては顎や歯に負担がかかってグラグラしてしまって噛みしめが起こるような枕はやめて、首肩そして顎にかかる負担のなるべく少ない枕を使っていただくということがおすすめなんです。

枕は歯科治療の一環として重要

当研究所には全国70件もの提携病院と言って枕についてのアドバイスや枕を計測をさせていただいている病院があります。

その70件近くの中で

京都三条大橋歯科京都府京都市・川畑知広先生

中川駅前歯科クリニック神奈川県横浜市・二宮威重先生

杉村歯科医院石川県金沢市・杉村達先生

山田歯科愛知県春日井市・山田文夫先生

こちらのクリニックでは先生方が「枕は歯科治療の一環として重要」ということをご理解頂いて提携しています。

横向き寝が続くことが原因の一つかも?

歯科の先生方とディスカッションする中で、寝ている時に右向きや左向きばかりで寝てしまい、横向き姿勢が長時間続くことで、顎や歯にかかる負担が増えるのではないかという可能性を示唆いただきました。

片側横向きだけで寝続けるのではなく、向きを変えて寝返りが打てれば一方にかかる負担を減らせるので顎や歯の症状が減るのではないかと指摘をされた先生もいらっしゃいます。

まだまだこれは臨床研究としては日が浅い研究ですのですべてのことが解明されたわけではありません。

ですが実際に枕を使って改善された患者様を見ると、寝返りが打ちやすい正しい枕を使うということの有効性を感じています。

もしあなたが夜寝ている時や朝起きた時に顎が疲れたり、歯ぎしりした後で歯がすり減って痛いというような訴えが感じられるようでしたら、適切な枕をまず使ってみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

もし、夜間の「歯ぎしり」「食いしばり」「噛みしめ」を改善したいという方は、寝返りのしやすいオーダーメイド枕の整形外科枕を試してみていただければと思います。

寝返りを打ちやすくするためには体に合った正しい枕が重要

正しい枕を使うためには重要な条件があります。

1、高さがお体格に合っていること

まずは高さが重要です。上向きでは首の姿勢をよくして安定させる。横向きでも高さが合って体が布団と平行になっていることで体の軸がまっすぐお整います。

2、適度な硬さがあること

頭が沈んでいかないように、首がぐらつかずに安定するように適度な硬さが必要です。

3、凹凸がなく平らな形であること

凸凹していると頭がはまったようになったり、運動量が増えて寝返りが打ちづらくなります。

平らな形が丸い頭がコロコロと転がりやすいのです。

これらの条件を満たす枕を使うことが重要です。

山田朱織枕研究所の整形外科枕は、すべての条件を満たした枕

完全オーダーメイドで自身の首の高さに合わせられる


山田朱織枕研究所の枕はこの正しい枕の条件を満たすようにできています。

ご自身だけでは正しい枕の高さを算出することが難しい!ということもありますので、完全オーダーメイドの「整形外科枕」をご用意しております。

計測では仰向き・横向き・寝返りの3方向での高さを確認し、その中で1番より高さの枕を決定します。

高さや硬さが調整可能で、形は平らになっています。硬さに関しては基本的には一般的な枕に比べて少し硬めにはできていますが、こちらも変更可能です。

オーダーメイド枕ですので、作成した後もお電話やメール、来所での調整が可能な枕となっています。

整形外科枕は本店の神奈川県相模原市にある山田朱織枕研究所にお越しいただくか、

その支店である渋谷店こちらに来ていただければ専門の枕診断士が対面でお客様の寝姿勢を見ながら枕の高さを測り、様々な寝具に関するアドバイスをすることができます。

整形外科枕ドクターズピローならオンラインで購入可能


しかし、遠方だとなかなか新幹線で来るのも大変だと思います。

またお体の具合が悪くてなかなか足を運べないというような何かの自己事情で来所をすることができない方。

そのような方にこの整形外科枕と同じ考え方の新商品「整形外科枕ドクターズピロー」が誕生しました。

このドクターズピローと従来の整形外科枕との一番の大きな違いは枕診断士というプロフェッショナルが対面でお客様の体格や寝姿を見ながら枕を測るのに対して、

ドクターズビローはインターネットで購入していただいてご自分で高さ調節を行うという違いです。

枕カバーであるとか他の違いもありますが一番大きな違いはその計測の仕方です。

でもなかなか自分で測るといっても難しそうという印象をお持ちになるかと思います。

自分でうまく合わせられるか心配という方も簡単に高さが分かるシステムを開発しました。


自動計測システムと言ってwebサイトの中でご身長体重いろいろな条件を入れていただくと適切な高さが算出できます。

これまで6万人以上のお客様に枕を計測したこの経験を元に作ったシステムです。

そこからの微調節であれば比較的簡単にやることができますのでそれを利用をしてみたらいかがでしょうか。

ぜひ自分に合った枕の条件を整えてぐっすりと良い睡眠をとってください。

ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。


枕を作成された5万人のお客様の計測データ、サポートデータを基に、

年齢、性別、身体計測値と枕高との相関について統計解析を用いた研究を行い、研究成果は医学論文として発表ししています。

正しい枕を使用する前と後で症状がどう変わったかを、16号整形外科を受診して、至適まくらを使用して経過観察した410例(男195/女215)、14〜93歳(平均50.5歳)の患者様を対象に調査しました。

結果としては、正しい枕の使用後に、頚椎症状、頭痛、不眠などの症状が改善されています。正しい枕は様々な症状の改善に有効なのです。

肩こり、頚部痛、肩上肢痛、不眠など7割以上の患者様が改善し、手のシビレ、頭痛、めまいなども5割〜6割が改善していました。

適切な枕の高さを是非試してみてください。まずはネットで気軽に購入可能なドクターズピローがおすすめです。

ご自身の体に合わせて高さ調節可能

本コラムの内容は動画でもお話ししています▼


YouTubeのチャンネル登録で最新情報をお届けします!
  • 「5mmを調整する枕」

    靴は5mm単位で自分のサイズを決めているのに。
    365夜、あなたの首を支えているのは枕だけ。
    医学的研究と臨床経験の中で生まれた当社の計測方法は、
    あなたにジャストフィットする、5mmを調整します。

    オーダーメイド整形外科枕