コラム詳細

「肘の痛み」ってどこから来るの?すべてテニス肘と考えていませんか?あなたの体に合う枕を使って肘の痛みの改善を!

テニス肘と首の神経痛としての肘の痛み

今回は肘の痛みってどこから来るの?すべてテニス肘と考えていませんか?

皆さんがテニス肘と思っている病態も非常に似ているんだけどそうでないことが実はあるんです。

そんなとき、枕で改善できるかもしれない。今日はそんなお話をしたいと思います。

肘の痛みに対して今日はちょっとマニアックなお話をしたいんですね。

なぜマニアックかというと、私が30年間整形外科医をしてきて、段々だんだん積み重ねてきた経験や知識、ここから一般的ではないちょっと面白い、でも今までにどこに行っても肘が良くならなかった患者様辛い皆さんにとっては朗報となるお話かと思います。


ですので、これまで良くならなかった方はちょっとマニアックなこのお話に耳を傾けてみてください。

山田:今日はどうされましたか?

モデル:右の肘が痛みます。

山田:ここですね。

モデル:はい。

山田:それは肘をよく使ったとき、例えばテニスなどなさいますか?

モデル:テニスはしないんですけどギターをかなり引くのでそれで痛いのかもしれないです。

山田:うーん、ギターを弾いた後やギターの練習中に痛かったりするんですか?

モデル:はい。

山田:あとは何か手を使うような作業が多かったりもしますか?パソコンなどもありますかね?

モデル:パソコン作業も普段しているのでその時に痛みもあります。

山田:もしかしてパソコンに対して肘をちょっと持ち上げて空中でたくさん打つみたいなことはしていませんか?

モデル:その姿勢になっていることもあるかもしれないです。

山田:わかりました。


このように肘を酷使する方、テニスや運動や仕事、ミュージシャンの方であればギターとか楽器とか様々のことで手を使いますよね。

この肘に負担がかかる作業をたくさんするような方であれば確かにテニス肘、医学的に言うと上腕骨外側上顆炎という炎症をきたしやすいんです。

今日はこの外側上顆炎と、似ているけれどもちょっと違う首からの神経痛としての肘の痛み、この二つを分けて解説していきたいと思います。


では、通常テニス肘、上腕骨外側上顆炎かどうかのテストしてみます。3つのテスト簡単ですのでお家でもできます。

このようにタオルなどグーッと絞り込むような動作。

山田:今どこが痛いですか?

モデル:肘が痛いです。


また、もし相手がいれば肘を伸ばしていただいて手首をグーッと上に持ち上げてください。手のひらが前に向くようにします。

この状態で私が手をグーっと下にやりますから負けないように力を入れてください。ぐっと力を入れてください。

山田:今どこが痛いですか?

モデル:肘が痛いです。


さらに指を伸ばしてみてください。ぐっと力を入れて私の力に負けないようにしてください。

中指をこのように曲げようとします。でも、対抗して力を入れます。

山田:今どこが痛いですか?

モデル:肘が痛いです。

これもやはり外側上顆炎の兆候です。

3つ目のテストは椅子を準備しましょう。椅子を上から持ち上げて、肘をしっかり力を入れて持った時。

山田:どこが痛いですか?

モデル:肘が痛いです。


やはり肘が痛い。このように肘の外側にしっかり筋肉に力を入れるような姿勢で痛くなるのが上腕骨外側上顆炎の兆候です。

では、このように肘に力を入れなくても痛いとき、これが首からの神経痛である可能性があるんです。


では、この首の神経痛かどうかをモデルさんで確認していきます。首を触ってみます。

山田:どうですか?

モデル:痛いです。

山田:今どこが痛いですか?

モデル:ここが痛いです。

山田:肘に響きますね。


また、首を右斜め後ろに倒してみると、

山田:今どこが痛いですか?

モデル:肘が痛いです。


このように首を右側、後ろ、斜めに倒した時に右の肘に痛みを覚えるとするとこれは神経痛の痛みなんです。

ここで神経痛の肘の痛みが確認できたら治療方法を2つ教えします。起きてる時と寝てる時を分けて考えてください。

まず日中起きている時は首枕です。

もし右の肘が痛いとすれば首枕を右側から巻いてください。

右の首筋に当ててしっかりと前を回して後ろにいって顎の下にしっかり入れて留めます。

これによって首がぐらぐらするのを防いでくれます。

特に後ろ斜めに倒すのを防ぐと肘の痛みが楽になる可能性が高いです。


また一方、夜間ですが

山田:夜どんな枕を使っていますか?

モデル:夜はこんな柔らかい枕を使っています。

山田:なんで柔らかい枕を好むんですか?

モデル:柔らかいと感触が気持ちよくて好きなんです。


感触で選んではいけません。肌触りで選んでもいけないんです。

このように柔らかい枕を選んでしまうと、寝ている時に寝返りを打つと頭がぐらぐらぐらぐら揺れます。

頭が揺れると首も一緒にぐらつくので首の神経が圧迫されてしまうんです。

ですので、寝ている時に肘が痛くて目が覚めるこんなことがあるとしたら、それは首の神経を圧迫している可能性が高いと考えてください。

ではどうするかというと、その方に合った高さ、そして表面は平ら、しっかり硬い枕を使いましょう。

上を向いていただいても頭と首が安定します。

横を向いても、寝返りを打っても、まったく首がブレないで体の向きを変えることができますので首の神経を痛めることがありません。


このように肘が痛いなぁと感じる方、特に寝ている時、朝起きた時、または日中でもじっとしてても肘が痛いと感じる方は、単にテニス肘いわゆる上腕骨外側上顆炎ではなく首の

神経が悪い可能性があると思ってこれらの方法を試してみてください。

今日は肘の痛みについてお話をしてきました。

動かすときにのみならず、じーっとしていても動作をしていなくても肘が痛いという方、首の神経痛の可能性があります。

日中は首枕、夜はしっかり自分の体に合った枕を使ってこの肘の痛みが1日も早く改善することを祈っています。

本コラムの内容は動画でもお話しています▼


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