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立っている姿勢が寝る時もベストな姿勢なの?|山田朱織がお答えします!

立っている時の背骨の角度が寝ている時にも良い姿勢なんですかという質問をいただきます。これについて解説したいと思います。

よくCMや雑誌などでも聞くお話ですが、これは私が調べた限り医学的な根拠はないと考えています。

海外の論文、日本の論文でも立っている姿勢のままが一番良いと専門家や研究者、医者が言っているわけではないです。私たちの研究でもそのことが明らかになりました。

立っている時の姿勢には首、胸、腰、骨盤そして足。全体に背骨から骨盤にかけてS字カーブというのがあります。

これが寝た時にはそれぞれの角度は少し少なくなることによって、直線に近づくということが分かりました。

起きている時には重力が頭の上からかかっていて、その物理的なストレスを減らすために首、胸、腰が湾曲になることによって、力のバランスをうまくとっているんです。

ですが寝る時には重力方向が変わりますので、背骨は全体に伸びることによって特に負担を受けることはございません。

次のデータをご覧下さい。

少し一般の方には難しいかもしれないんですか、立っている時のレントゲンと寝ているときのレントゲンが映っています。

これを統計学的にきちっと数字を出して、それを統計処理を行なって立ってる時の角度と寝ているときの角度を比べてみると、有意差といって明らかに違う数字であるという結論が出たのです。

ですので、立っている姿勢がそのまま寝るときの姿勢にもいいというのは、私たちは誤った考え方だと考えています。

寝姿勢は寝姿勢としてきちっと正しく整えること。適度なカーブを上向きではありながらも起きているときと比べて少しそれが伸びて、横を向いて寝た時には左右対称のまっすぐな状態でベッドや布団の面と平行になる。

これが良い姿勢なんだというふうに覚えておいてください。


良い寝姿勢で眠ることは眠りの質そのものを良くするとともに、体が翌日までに回復するためにとても重要なポイントです。

疲れて何とかベッドまで行って、ぐたっと寝てしまうのではなく正しい睡眠姿勢で眠る。これによって疲労の回復 翌日の心の回復が異なるのではないでしょうか。

今晩から是非試してみてください。


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