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横向きでしか寝れないのですが・・枕で変わりますか?|整形外科医山田朱織


「横向きでしか眠れないんですけれども、、、」というような、寝ている時の睡眠姿勢についてのお悩みを質問されることがあります。

重要なことは「横向きでしか眠れない」とか、「私は横向き寝の癖がある」とかそうではなくて

【どのような向きにも寝返りを打って体の向きを変えられる】ということが重要なんです。


意外と私はどちら向きでいつも寝ると思っている方でも、枕の高さ硬さ条件をきちっと適切に整えると、寝返りができるようになったとか、楽に寝返りが打てて驚いてしまったなんていう声を聞くこともまあまああります。

まず寝具とりわけ枕を調節することで、寝返りが打ちやすい睡眠環境を作ってみてください。そうすると、こちら側だけで寝てるということが起こらなくなると思います。


一つ具体的な例を示すと、「私は右の肩が痛いので右の肩を下にして眠ることができません」というような患者様がいたとすると、それは右向き、もしくは寝返り、この時に枕の高さが合っていないと考えます。

痛い側が下になるようにしても肩に圧迫のない枕の高さにすること、その高さにおいて右にも左にも寝返りを打ったときにやはり肩が痛くないこと。これを確認していただくとどちらも向ける枕が出来上がります。

私は体の向きによって症状が出ていると思う方でも、ぜひ一度枕の調節をしてみてください。


余談ですが いろいろな海外の論文を見てみると、人種によって寝相が異なる、睡眠姿勢が異なるといった論文もあります。

また病気によって腰痛の方は横向きで寝なさいとか、睡眠時無呼吸症候群の方は横向きで寝なさいとか、心臓や肺が悪くて喀痰ができない。

近年では新型コロナウイルス感染症の時には、入院患者をうつ伏せにすることで改善した例なども海外の論文で発表されています。

病気によってもそのような「体位」を工夫することは重要ですので、そのような時はもちろん医師の指示に従って頂ければと思います。

皆さん良い睡眠姿勢で快眠してください。


コラム「快適な睡眠の雑学」をご用意しております。ぜひご覧ください。

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