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自宅でオーダーメイド枕が合わないと判断する4つのポイント

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

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普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。

目次



オーダーメイド枕が合わない2つの原因

今回は「オーダーメイド枕を買ってみたけど肩こりが治らない」「せっかく枕を新調したのにいびきが良くならない」こんな時の原因についてアドバイスしたいと思います。

こういった場合に考えなければいけないことは

・枕側に問題がある

・枕以外の条件について問題がある

のかということです。

自宅で枕の高さの微調節が可能なら行う

自宅でオーダーメイド枕が合わないと判断する4つのポイント

オーダーメイド枕を測ってもらって、5分くらい休んでみてその時はピッタリ合っていると感じたが家で使ってみると違和感があったり朝まで寝てみたら肩こりが出ている。

このような場合、まず5分程度の休憩では本当に自分にその枕が合っているかどうかはわからないんです。最低でも15分は必要です。

そして実際に6~7時間寝た時には肩こりが出てしまった。

その時、そのオーダーメイドの枕は微調節が必要です。

たとえオーダーメイドでしっかり測って作ってもうまく使えない場合に微調節が全くできないようでは本当に体に合う使い方はできないと言えます。

敷物との相性を確認する

自宅でオーダーメイド枕が合わないと判断する4つのポイント

もう一つの体に合わない原因として枕以外の問題というのも考えなければなりません。

例えばオーダーメイドの枕を作った時のベッドマットレスもしくは布団と枕の相性が良いピタッと合っていれば、体と枕と布団が三位一体で合ってそれは良い条件ができます。

しかしながら家に持って帰ってきて購入した枕だけを使ってしまうと、枕と体格は合っているけれどもベッドマットレスや布団とは合っていないということが起こるわけです。

体と枕とベッドマットレスもしくは布団、三位一体で適合するかどうかを確認しなければ夜に起こるいびきや朝起きた時の肩こりは良くならない可能性が十分あります。

家で使った場合に枕が合っていないと判断する4つの基準

自分に枕が合っていないと判断するいくつかポイントがあります。

□朝起きた時に枕が頭からずれている、外れている

□朝起きた時に手を上げていたり、手を敷いて寝ている

□朝起きた瞬間から首が痛い、肩がこっている

□しっかり寝たのに熟睡感がない、疲れている

この中で一つでも当てはまれば枕が合っていない可能性があります。

たとえオーダーメイド枕であっても家に持って帰ってきてうまく合わない場合には、体と枕と布団やマットレスが合うように調節ができることが重要なポイントとなります。

山田朱織枕研究所の整形外科枕は調節が可能

山田朱織枕研究所では調節が可能な2種類の枕をご用意しております。

完全オーダーメイドで体に合った高さを計測する整形外科枕

自宅でオーダーメイド枕が合わないと判断する4つのポイント

計測では仰向き・横向き・寝返りの3方向での高さを確認し、その中で1番よい高さの枕を決定します。

購入後に高さや硬さが調整可能で、形は平らになっています。硬さに関しては基本的には一般的な枕に比べて少し硬めにはできていますが、こちらも変更可能です。

オーダーメイド枕ですので、作成した後もお電話やメール、来所での調整も可能な枕となっています。

整形外科枕は本店の神奈川県相模原市にある山田朱織枕研究所にお越しいただくか、

その支店である渋谷店こちらに来ていただければ専門の枕診断士が対面でお客様の寝姿勢を見ながら枕の高さを測り、様々な寝具に関するアドバイスをすることができます。

詳しく紹介

オーダーメイド枕の整形外科枕

整形外科枕ドクターズピローならオンラインで購入可能

自宅でオーダーメイド枕が合わないと判断する4つのポイント

しかし、遠方だとなかなか新幹線で来るのも大変だと思います。

またお体の具合が悪くてなかなか足を運べないというような何かの自己事情で来所をすることができない方。

そのような方にこの整形外科枕と同じ考え方の新商品「整形外科枕ドクターズピロー」が誕生しました。

このドクターズピローと従来の整形外科枕との一番の大きな違いは枕診断士というプロフェッショナルが対面でお客様の体格や寝姿を見ながら枕を測るのに対して、

ドクターズビローはインターネットで購入していただいてご自分で高さ調節を行うという違いです。

枕カバーであるとか他の違いもありますが一番大きな違いはその計測の仕方です。

でもなかなか自分で測るといっても難しそうという印象をお持ちになるかと思います。

自分でうまく合わせられるか心配という方も簡単に高さが分かるシステムを開発しました。

自宅でオーダーメイド枕が合わないと判断する4つのポイント

自動計測システムと言ってwebサイトの中でご身長体重いろいろな条件を入れていただくと適切な高さが算出できます。

これまで6万人以上のお客様に枕を計測したこの経験を元に作ったシステムです。

そこからの微調節であれば比較的簡単にやることができますのでそれを利用をしてみたらいかがでしょうか。

今回は枕を新調したんだけれどもどうも肩こりやいびきがよくならないという場合に考えられる原因について解説してきました。

是非自宅の寝具に合わせて微調節していただきぐっすりと快適に眠ってもらいたいと思います。


ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

自宅でオーダーメイド枕が合わないと判断する4つのポイント

枕を作成された5万人のお客様の計測データ、サポートデータを基に、

年齢、性別、身体計測値と枕高との相関について統計解析を用いた研究を行い、研究成果は医学論文として発表ししています。

正しい枕を使用する前と後で症状がどう変わったかを、16号整形外科を受診して、至適まくらを使用して経過観察した410例(男195/女215)、14〜93歳(平均50.5歳)の患者様を対象に調査しました。

結果としては、正しい枕の使用後に、頚椎症状、頭痛、不眠などの症状が改善されています。正しい枕は様々な症状の改善に有効なのです。

肩こり、頚部痛、肩上肢痛、不眠など7割以上の患者様が改善し、手のシビレ、頭痛、めまいなども5割〜6割が改善していました。

適切な枕の高さを是非試してみてください。まずはネットで気軽に購入可能なドクターズピローがおすすめです。

ご自身の体に合わせて高さ調節可能

本コラムの内容は動画でもお話しています▼

  • 「5mmを調整する枕」

    靴は5mm単位で自分のサイズを決めているのに。
    365夜、あなたの首を支えているのは枕だけ。
    医学的研究と臨床経験の中で生まれた当社の計測方法は、
    あなたにジャストフィットする、5mmを調整します。

    オーダーメイド整形外科枕