高い枕と低い枕どちらが良い?枕は適切な高さに合わせましょう
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。
目次
高い枕と低い枕どちらがいいですか?とご質問の患者様へのご回答
今回は「高い枕と低い枕どちらがより良いですか?」というご質問に対して回答していきたいと思います。
そもそも高いとか低いとか、高めとか低めとかそんなアバウトな話ではないんです。
高い枕、低い枕などではなく、何ミリの高さの枕にするかが重要
枕の高さは一人一人の体格に「ジャストフィット」ミリ単位で調節するべき繊細なものなんです。
こちらに枕と私たちが山田朱織枕研究所で使っているアジャスターというシートを用意しました。
この5mmの高さを追加するか、これを抜いてマイナスするかによって寝心地も変われば首の症状、肩こり、頭痛、手のしびれ、腰痛、色々な症状が変化してしまうくらい大きな差を生み出します。
ですので高さに関してはミリ単位で調節することが必要です。
枕は高めがいいとか低めがいいとか、そんな大まかなアバウトな話ではないということをご理解ください。
他院で枕を高めにしたほうがいい、低めにしたほうがいいという指導を受けた患者様が絶えない
当院に来院する患者様が、どこどこの先生に高い枕を使った方がいいよとか、どこどこの理学療法士の先生から低めの枕を使うべきだよと言われたのでやってみたけど、どうも私には合わない、もっと症状が強くなったなんていう回答を頂くことがあります。このお話を聞くにつれ私は悲しくなります。
医療者の皆様に!高め低めの枕がいいなどアバウトな提案はNGです
ぜひ医療者の皆様、もしこのページを見てくださっているとすればこれからは患者様にこんなアドバイスをしていただけたらと思います。
「枕は一人一人の体格によって適切な高さが異なります。だからきちっと高さを合わせましょう」
高めとか低めとかそんなアバウトな話ではないということを、ぜひ医療者の皆さんもご理解ください。
ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
枕は高め低めではなく、それぞれお体格に合った高さに合わせることが大事です。
本コラムの内容は動画でもお話しています▼
-
「5mmを調整する枕」
靴は5mm単位で自分のサイズを決めているのに。
オーダーメイド整形外科枕
365夜、あなたの首を支えているのは枕だけ。
医学的研究と臨床経験の中で生まれた当社の計測方法は、
あなたにジャストフィットする、5mmを調整します。