コラム詳細

ヘルニアは治らない?でも症状は消える|2年後のレントゲン・MRI検証

ヘルニアは治らない?でも症状は消える|2年後のレントゲン・MRI検証

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

オーダーメイド枕・整形11:33 2026/02/28外科枕

頚椎椎間板ヘルニアと診断されたスタッフの2年後をレントゲンとMRIで比較検証。

ヘルニアは残っていても症状が改善した理由とは?枕の高さ・首枕・姿勢指導の重要性を専門的にわかりやすく解説します。

目次


2年前の診断と姿勢指導

ヘルニアは治らない?でも症状は消える|2年後のレントゲン・MRI検証

2年前、肩甲骨の痛みとしびれを訴えたスタッフMさんは、診察の結果「頸椎椎間板ヘルニア」と診断されました。

痛みの原因は肩甲骨そのものではなく、首の6番・7番の障害による神経圧迫でした。

そこで行ったのは、薬や注射ではなく「姿勢の改善」です。

具体的には次の3点でした。

・枕の高さを整える

・日中は首枕で首を支える

・胸を張り、顎を引く意識を持つ

その結果、疲労時にたまに症状が気になる時はあるものの朝のしびれは完全に消失しました。


スタッフMさんの初診~検査~診断から2年後までのすべて

初診から現在までの経過を詳しく解説したバックナンバーです

そして、現在(2026年2月)

初診から丸2年が経過しました。今回のコラムでは、これまでの対策がどのような結果をもたらしたのか、最新のレントゲンとMRI画像で徹底検証しています。

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レントゲン画像の1年比較

ヘルニアは治らない?でも症状は消える|2年後のレントゲン・MRI検証

1年後のレントゲンでは、首の傾きはやや残るものの大きな悪化はありませんでした

骨の変形は存在し、病名は変形性頚椎症のままです。

しかし重要なのは、「悪化していない」という事実です。

さらに前屈・後屈の角度は改善しており、首のぐらつきは安定方向へ向かっていました。

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ストレートネックと症状の関係

ヘルニアは治らない?でも症状は消える|2年後のレントゲン・MRI検証

今回の画像でもストレートネックの状態は変わっていませんでした。

しかし、以前は症状が強く、現在は改善しています

つまり、ストレートネックそのものと痛みを単純に結びつけることには科学的根拠がないということです。

重要なのは「形」ではなく「安定性」なのです。


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MRIで分かった「角度」の重要性

ヘルニアは治らない?でも症状は消える|2年後のレントゲン・MRI検証

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MRIでは椎間板の水分減少が確認され、6番・7番の膨隆が見られました。

ヘルニア自体は大きく変化していません

しかし、枕を入れた状態では神経周囲に十分なゆとりが確保されていました。

一方、枕を外すと首が折れ曲がり、椎間板が神経へ強く当たる状態が確認されました。

最狭部は約7mm、広い部分は約9mmという差がありました。

わずかな角度の違いが、神経への負担を大きく変えていたのです。


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ヘルニアがあっても症状が出ない理由

2年前と比べ、ヘルニアは残っています。

それでも症状は改善しました。

これは、神経に負担をかけない環境を整えた結果です。

・夜間は枕で角度を安定させる

・日中は首枕で支える

・姿勢を意識する

この「環境整備」が症状を出さない鍵でした。


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再発を防ぐために大切なこと

ヘルニアは自然に消えるものではありません。

だからこそ、再び悪い姿勢に戻れば症状は再燃します

大切なのは「治す」よりも「悪化させない」こと。

眠り姿勢と日中姿勢を整えることが、最大の予防策であると今回の経過が示しています。


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ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

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  • 診察をしている山田朱織

    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。


診察の様子は動画をご覧ください▼

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