肩こり・腰痛にお悩みということで「東急ＳレイエスFC」の天本匠海選手が診察に来てくれました！

2022年10月　山田朱織枕研究所では、サッカークラブ「東急SレイエスFC」とパートナー契約を締結いたしました。

今回は天本匠海選手が診察にいらっしゃいました。

山田先生の診察風景のご様子をお届けします。

睡眠状況やお悩みをお伺いしていきます

天本：東急レイエスの天本といいます。よろしくお願いいたします。

山田：天本様は何か今お悩みがあると伺っています。普段どんなことでお悩みございますか？

天本：首の痛みだったり腰が痛かったり、特に寝起きでそういうの感じます。

すごい痛くて歩けないほどではないんですが、少し違和感があったりという感じです。後、寝違えたりとかですかね。

山田：寝違いもあるんですか？寝違いは困りますね。

　　　今日は大事な試合だという日に寝違えちゃったら大変じゃないですか。

天本：そうなんです。寝違えもたまにあるんです。

山田：今仰っていただいたように朝起きた時から不調があるというご様子ですが、一方で日中はいかがでしょうか？

天本：その痛みがあった時は日中も続いたりすることはあるんですけど、普段の生活の中ではやはりサッカーの試合や練習が終わった後とかに腰の痛みを感じるということはありますね。

山田：やっぱり選手でいらっしゃるので運動してる時、試合とか練習とかしてる時はあんまり感じてなくて終わった後にどっと感じてしまうということですね。

朝起きた時のコンディションってとても大事だと思っていて、朝の状態が悪くなってしまうと仰るように日中ずっと痛みを持ち越してしまって、また夜ひどくなってしまってということがあるので、朝起きた時一番いいコンディションに持っていきたいなっていうのが私どもの理想でもありますし、おそらく選手の皆様もそうお考えかなと思うんですね。

朝のコンディションというのは日によってスッキリ起きれたり疲れてたりということがありますか？

天本：練習自体が夜遅くにあるので、帰ってきて寝るのが夜の12時ぐらいになるので朝目覚めがあまり良くなかったりします。

逆に練習がない日には割とスッキリ起きれることもあるんですけれども、やっぱり疲れが残ってしまうっていうところありますね。

山田：夜12時頃に寝られるんですね。何時間ぐらいお休みですか？

天本：朝は7時半ぐらいに起きているので、大体睡眠時間は7時間ぐらいは確保できます。

山田：睡眠中夜中に目が覚めるっていう事はないですか？

天本：夜中に目が覚めることはあんまりないです。

山田：普段、寝返りってされてますか？

天本：自分ではわからないですけど多分してると思います。

山田：例えば掛け物が寝た時とちょっと違うようにずれてたり、上向きから寝て横向きになって起きるとか睡眠の状況はどんな感じでしょうか？

天本：布団がなくなっているとかはないですが、向きが変わっているというのは割とあります。

山田：どちらの向きで寝るのが好きとか決まった定番ってございますか？

天本：日によってかと思いますが、横向きが多いかもしれないです。

山田：実はそれ私気づいてたんですよ。頭のお形からすると横向きが多いと思います。

診察を開始します。

問診(症状について詳しくお伺いしていきます)

山田：特に困ってらっしゃる体の症状ちょっといくつか教えていただけますか？

天本：2つあって、腰と首が一番気になるかなって感じです。

山田：首は痛み、こり、しびれいかがでしょうか？

天本：こりが一番気になります。

山田：こりに対して一緒に起こる症状があるかないか伺いたいんですが、頭痛やめまいはないですか？

天本：あまり感じないですね。

山田：そうすると本当にこりだけっていう感じですね。腰痛はどんな感じでしょうか？

天本：腰を前に曲げた時とかにあっ痛いなっていうような感じです。

山田：例えばパソコンに向かっているような座りの状態ではどうですか？

天本：座ってる時はそこまで感じないです。

山田：前かがみで何かなさる時ですね。足のしびれはありますか？

天本：しびれはないです。

触診(手で触って診断していきます)

山田：まず首から診ていきます。ゆっくりですね上向き・下向きと動かします。痛くないですか？

天本：痛みはないです。

山田：動きもとてもいいですね。では左右斜めに倒してみます。背中や手にピリピリしませんか？

天本：ピリピリ感はないですね。

山田：はい大丈夫です。では首を左右押してみます。押すと痛いですか？

天本：ちょっと右側が痛いです。

山田：背中はどうですか

天本：痛いですね。

山田：実は背中に行ってる神経も全部首の神経なんですよ。首の神経はいろんなところに枝分かれしていくんですが、背中や肩甲骨のあたりのこりや痛みにも影響します。本当にひどくなると肩から腕の方まできます。

ちょっと腕も押してみます。これどうですか？

天本：痛いです。

山田：これは手にくるということなんで決して神経末梢神経が悪くなってくる一つの兆しがあると思います。

では手を広げてグーッと力入れてください。はい大丈夫です。

次に手のひらを上にしてください。右と左同じように分かりますか？

天本：だいたい一緒ですね。

山田：ちょっと肘のところを叩いてみます。叩いた時に指先にピリピリとはこないですか？

天本：小指にちょっと感じます。

山田：まずいですよ。これ健康な神経は響かないんですよ。反対側はどうですか？

天本：こっちは大丈夫です。

山田：やっぱり右の方が少し悪いなと思います。首も触ると痛かったしそこから出た神経が手先に来るので、その途中も押すと痛いし叩けば響く、これが神経の根元の障害なんですよ。ただそんなにひどくないなって言えるのがちゃんと力が入ってるし、感覚の障害がないのでそんな恐れる必要はないんですけど、良い姿勢っていうのが重要になります。

もちろん運動されてるので姿勢は良いんですけど、体幹バランスみたいのはトレーナーさんと何かなさったりしますか？

天本：整骨院に週１回通ってインナーマッスルを鍛えようという風な話をしています。

山田：非常にですね正面から見るとちょっと右に傾きがちだなっていうのがあって、左右対称すごく大事なんですよ。

ちょっとだけ曲がりがあるのでその体幹トレーニングすごく重要だと思います。