コラム詳細

整形外科医山田朱織の開発した「ロール腰枕」の効果とは?

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

今回は山田朱織枕研究所のロール腰枕についてお話いたします。

ロール腰枕は10年以上構想して、手芸屋さんのトーカイさんと協力して開発しました。

ロール腰枕の効果や、購入前に自宅で試したいというお声も伺いますのでその方法についてもご説明したいと思います。

目次


自宅で試せる手作りロール腰枕

整形外科枕だったら玄関マット枕を試してみるみたいな感じで、ロール腰枕もお家にある素材でしっかり試してから買いたいと考えられる方も結構多いです。

そんなリクエストにお答えして手作りロール枕の作り方を説明しちゃいましょう。

準備するものはバスタオルとガムテープ、これさえあれば作ることができます。


まずバスタオルを1/3に畳んでいただき、ばらけないようにガムテープで2箇所留めておきます。


巻く時が大事ですが、肋骨の最後のところと骨盤の1番上のところ両方にかからないといけません。


脇の下から巻き始めて最後はガムテープで留めますが、立っている状態で巻くと寝たときに少し緩んでしまうので、寝てからちょっと締め直してください


緩いと意味がないので苦しくはない程度にしっかり締めてください。

これでウエストが筒状になり、サポート感と温かさを感じると思います。

もし、ガムテープがなくて留められないという場合は、そんなに締め付けない程度の腹巻で代用しても構いません。


患者様に貸し出してモニタリング調査を行った

このロール腰枕、実は16号整形外科の患者様に無料で貸し出しを行いました

24名の方に貸し出しをして、2週間から長い方は3ヶ月近く使っていただいて感想をお聞かせいただいたんです。

するとなんと78%の方が夜中や朝起きた時の腰痛が改善したという結果でした。

この結果からロール腰枕が腰痛に悩んでる方の助けになるということが証明できたんです。



ロール腰枕で7~8割の方の腰痛が改善するメカニズム

1、保温

腰痛は腰が冷えるとよくありません。

ロール腰枕を巻くことで血流を良くして温める効果があります。


2、寝返りし易い

整形外科枕と一緒に使うことでコロコロとスムーズに寝返りが打てます。

寝ている時にじーっとしていると腰に負担がかかってきます

睡眠中は動いて寝返りを打たないとダメなんですが、じーっとしていてつらくなって体が少しでも動きたいなって思った時に楽に動けるかどうかが大事なんです。


夜中に腰を温めていることと、寝返りがし易くなって腰に負担がかからなくなったことで夜中や朝起きた時の腰痛が改善したんだと思われます。



いつ使うのがおすすめ?

ロール腰枕は季節はいつ使うのがいいか、もちろん秋や冬はポカポカあったかくていいんですけれども、夏は暑苦しそうと思う方もいますよね。

そんなことはなくて逆に夏はこれさえ付けて寝れば、掛け布団やタオルケットなしで大丈夫なぐらいあったかいんです。

むしろ暑い夏場でもおすすめなんです。

お腹と腰を冷やさないようにして、寝返りをコロコロ打っていただいて1年通して使えますので是非皆さんご愛用ください。



ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

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  • 診察をしている山田朱織

    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。


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