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子どもの枕はどうしたらいいの?|山田朱織がお答えします!

今日は当院にお越しになる患者様が日頃よく訴えられる症状、辛い症状について焦点を当ててその病気や症状の原因、理由そしてそれに対する対処方法を解説していきたいと考えます。

しかしこの情報はあくまで一つの参考にしてください。私たち医師は患者様を診察して触診したり色々なお話を聞いたり、実際に診察やテストをする中で画像も見て総合的に判断して診断を下し、そして治療を組み立てます。

でも今日はあくまで一般的な症状に対してこんなことが考えられますよ、まずこのようなことから注意してくださいということを申し上げますので早合点に自分の症状はこれだ、病気はこれだと決めつけず一つの参考にしていただければと思います。では始めていきましょう。


子供さんにも枕の高さを調節することが必要ですかという質問いただくので今回は「お子さんの枕」について解説をしたいと思います。

細かいことを申し上げると枕が全く必要ないというのは1歳以下の乳幼児。1歳を超えて立って歩くようになり、幼児になってくると何等かの枕が必要だと私は考えています。

特に6歳以上の小学校に上がる頃からが、頭の大きさと体の大きさのバランスが変わってきて段々と大人の骨格に近づいてくるので、少なくとも高さを整えるということを念頭において枕選びをしてみてください。

その際、ドーナツ状の真ん中に穴が開いている枕や、ふかふかの枕は使わないでいただきたいと思います。

お子さんにも当社の開発した枕の調節方法、上向き、横向き、寝返りのしやすさを参考にして手作り枕を作ってあげるのがよろしいかと考えています。

では今日もまた患者様モデルの方に来ていただいて「お子さんの枕」についてのお話を進めていきたいと思います。

Aさん:先日、先生に御指導いただきました手作り枕は私にぴったりで、首と肩の凝りがすっきり良くなりました。本当にありがとうございます。

山田:よかったです

Aさん:そこで申し訳ないのですが、ひとつ教えていただきたいことがあります。実は私の孫は6年生の女の子なんですが、朝から首が痛いとか頭が痛いとか言って学校に行くのが嫌だっていう日もあります。私はそれを見てとても心配で先生の枕を孫に試してみようかなって思ってるんですが、そのことについて伺いしたいのですが宜しいでしょうか?

山田:はい。お孫さんは6年生の女の子さんということですね。そのお子さんはどんな枕をいつも使っているんですか?

Aさん:低反発のやわらかい枕を使っております。

山田:ずいぶんやわらかいですね。

Aさん:やわらかくて凹凸がある枕です。

山田:この枕、お子さんが朝起きた時に頭の下にちゃんとありますか?ずれてどこかへ飛んでしまったりしていませんか?

Aさん:枕は朝頭の下にない状態です。

山田:枕の高さが合っていないと大人と同じように枕が飛んでしまったり、枕から頭が落っこちて寝ていたり、首に大変負担のかかることが起こっている可能性があります。そのような枕は合ってないと考えて使用をするのを中止していただきたいんです。是非、枕の高さ調節というのもやってみるべきかと思います。本来は診察としてみせていただかないと症状についてのご相談はできないんですけれども、どんなお子さんでも必ず枕を使って寝るわけですから、その枕を体に合った状態に整えるということは全ての方々お子さん含めて全ての方々に行ったほうが良いと考えますので直接お教えします。


Aさん:あともう一つ伺いたいのですが、その下に1年生の男の子がいるのですがその子も同様に玄関マット枕を作るべきでしょうか?

山田:もうちょっと小さいわけですね。6歳か7歳ぐらいですね。今症状は何か辛いことはありますか?

Aさん:やはり朝頭が痛くなったり症状は出ているみたいです。

山田:わかりました。ご兄弟でそういう頭痛などがあるというと、もしかしたら何かあの持病みたいなものもあったり、遺伝的な背景があるかもしれないのでそれはそれとしてちゃんと病院に相談する必要性はあると思います。頭痛ですと頭痛の外来であったり、整形外科や脳外科の先生が診てくれます。一方でその1年生のお子さんの方も枕が飛んでたりしますか?

Aさん:はい。ほとんどうつ伏せで寝ています。

山田:うつ伏せで寝てしまうのは首にとってはとても負担がかかるので、その小さなお子様の方もやはり枕を整えるということが大事です。その場合に整形外科枕というオーダーメイドの枕はちょっと高さが高すぎると思いますので、まずは手作りの玄関マット枕かタオルケットのみで作るタオルケットの枕をお勧めします。これですと低い状態で2~3cmから作れるのでかなり応用範囲が効くのでお勧めです。


枕調節方法については大人も子供も基本的な考え方は同じです。しかし子供さんは大人以上に体の柔軟性が高いので、よく寝返りを見極めながら一番スムーズな寝返りができるように厳密に調節する必要性があります。

そしてもう一点、子供さんの特徴は夜中にも体を動かすことが多いので、1日使って手作り枕が壊れたり崩れてしまいます。その時に翌日寝るまでの間にもう一度きちっと復元して正しい折りたたみに直すことが必要になります。

寝るときにお子さんの頭が枕から落ちていないかお母様お父様が見て差し上げて、落ちていたら翌日は少し高さを変えてまたトライしてみてください。頭が全く枕から落ちなくなったらその高さが適切に合っていると判断します。

しかし、身長体重がどんどん変わるのが子どもですので、体格が変われば枕の高さ調節を行っていいただきたいと思います。

タオルケットのみでやるか、玄関マットとタオルケットを両方使うかはその子さんの体格が大きくなるほど両方必要になってくると考えますので、適時調節をお願いいたします。


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