コラム詳細

整形外科医の父に教わった座布団枕から生まれた整形外科枕の歴史

整形外科医の父に教わった座布団枕から生まれた整形外科枕の歴史

16号整形外科院長、山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

山田朱織医師がストレートネックの患者様を診察をしている様子

山田朱織って誰?

プロフィールをご紹介

今回は、「整形外科枕」の歴史についてお話をしたいと思います。

目次


父から枕の重要性を教わった

この整形外科枕、今ではこんなに綺麗なしっかりした商品なんですけれども、最初は全然こんな綺麗な商品ではなかったんです。

この整形外科枕の話をするためには、私の父で整形外科医である熊谷日出丸って言うんですけども、その父のことをちょっとお話ししたいんですね。

なぜなら、父こそが私に枕がどんなに大切か、枕を調節することがどんなに患者様にとって有益かということを教えてくれた張本人だからなんです。

父を語らずに私のライフワークであり、生涯命をかけて取り組んでいるこの枕は語れないと思っています。


父の大学病院で過ごした幼少期

私は父が大好きでした。

私が5歳ぐらいの時ですかね、まだ父が大学病院の整形外科医のフレッシュマンと言って医者になりたての頃、父は首班と言って首を専門に研究していました。

当時、様々な動物実験を大学病院でやっていました。

暗い地下の陰湿な実験室はとっても怖いですが連れて行ってもらって、動物実験をしている場所を見たり、こういうところでお医者さんが仕事しているのかという、非日常のシーンを味わうことは私にとってとてもワクワクだったんです。

いつもとは違う世界が、そこには広がっていました。

父の診察に行くのが楽しかった

幼少期を過ごした後、私が小学2年生の時に父が東京の郊外の町田市というところで、小さな整形外科の診療所を開設しました。


家があって2階に私は住んでて、1階が診療室だったんですね。

だからその楽しい楽しい診療室に遊びに行くのに、30秒とかからず階段を降りればもう診療所だったわけです。

そこで父が診療しているところに、私は時々診察を観察に行きました。


普通だと子供がそんな場所に入っちゃいけないという風に怒るかと思うんですが、私は出入り自由だったんですね。

患者さんがどんな風に診察をしてもらって、お薬をもらったり、治療したりして症状が改善してるのか、小学生なりにそれを見てるのがとっても楽しかったんです。

患者さんもよくそんな子供の私にお土産のお菓子をくれたりなんかして、 ますます楽しい思い出になっていきました。

【新店舗】創業の地・町田成瀬での再出発

ここで皆様に小さなお知らせとお披露目があります。

実は、かつて父・熊谷日出丸が「成瀬整形外科」を営んでいたあの建物、私たちにとって非常にゆかりの深い場所で、現在は「山田朱織枕研究所 町田成瀬支店」として営業を行っております。

山田朱織枕研究所 町田成瀬支店 外観

■ 山田朱織枕研究所 町田成瀬支店

〒194-0045 東京都町田市南成瀬5丁目1-12 SKビル 3階 302号室

JR横浜線成瀬駅北口から徒歩約4分(成瀬フェリシア保育園のビルの3階)

>>店舗の詳細・アクセスはこちら

2003年、山田朱織枕研究所はこのSKビルで産声を上げました。時を経て、再びこの創業の地で皆様をお迎えできることに、深い縁と感謝の気持ちでいっぱいです。

「ここなら安心」と思っていただける場所で、近隣の皆様の健やかな眠りをお手伝いしたい――。そんな想いを込めて、この場所を選びました。アットホームな雰囲気でお待ちしておりますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

歴史から生まれた独自の計測

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整形外科枕の原型

父の診察でちょっと不思議な光景がありました。

それは紙袋に入れた大きな荷物を患者さんが持ってきていたこと。

中には座布団とタオルなどが入っていました。

50年前の当時は今のように玄関マット枕という手作り枕ではなく、50×50cmの座布団を2つに切ってそこにタオルなどを乗せて簡易的に枕を父が作っていたんです。

家から持ってきてもらう患者さんの素材で枕を手作りしては、家に持って帰って使ってもらう。

それが整形外科枕の1番最初の前身なんですね。

その座布団枕を使って症状が良くなった人が、喜ぶこと喜ぶ こと。

本当にその枕で肩こりが取れたとか、症状が取れたとか、もちろん小学生の私には細かいことは分かりませんが、なんだか楽しそうで嬉しそうでそんな光景が今でも心に残っています。

父のカルテに残る枕の文字

今から10年ぐらい前に、父のいろんな古いカルテが出てきまして整理しました。

その際に当時1970年代前半ぐらいのカルテですが、カルテの中に走り書きした枕という漢字がありました

枕を使って、枕を整えて、というカルテの中の一説が残っているのを発見したのです。

当時からしっかりと座布団枕を作って患者さんに使ってもらって、結果症状が良くなったかどうかがカルテに記載されているんですね。

その後、今から17年前の2006年に父は突然、食道がんで亡くなりました。


その少し前から私は診療所をもう医師として手伝っていて、父がどんな風に枕を整えてるかのノウハウもしっかり勉強することができたので、私はそれを引き継いた形になります。

父が亡くなった後は町田市から現在の相模原市神奈川県に病院を移しまして、16号整形外科というところで診療しています。

今も座布団枕を使っている方もいる

16号整形外科にも何十年も前の町田市のクリニックからの患者様が移動して、当院に通院してくださっています。

そんな方の中には、院長先生が私に作ってくれた座布団枕は今でも調節しながら使っている、なんていう患者様も

いらっしゃるんですね。

私は今は手作りの玄関マット枕の方がへたらなくていいんですよ、こちらに変えましょう、もう1回計測し直しましょうというお話をしますが、頑固に座布団枕がいいという方もいます。

この玄関マット枕も座布団枕も、全て枕の調節方法は同じです。


それが2003年に設立した山田朱織枕研究所で整形外科枕となって、耐久性のしっかりした長く患者様お客様に使っていただける枕となりました。

全て同じ考え方、同じ計測の方法です。

今回は少し懐かしい話も交えて整形外科枕の歴史についてお話しました。

現在、枕研究所の会員様は6万人以上になります。

私と父が枕を調節した患者様を合わせると12万人以上の方々が、自分に合った枕がお手元にあると思います。

枕にはそんな歴史があったんだということをちょっと感じていただければ幸いです。


\ 父の代から40年以上続く、寝姿勢と枕の研究の集大成 /

朝からの肩こりや首の痛みに、体格に適合する理想の枕を

起床時から首や肩、背中や腰の痛みがある方、夜中に痛みで目が覚めてしまう方は、枕が合っていないサインかもしれません。元成瀬整形外科院長である父と私が40年以上にわたり研究・開発してきた枕のノウハウを、現在は「16号整形外科の枕外来(治療)」と「山田朱織枕研究所の整形外科枕(対面計測)」の双方で役立てています。

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    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。

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