コラム詳細

高い枕が好き、低い枕が好き、硬い枕が好き、柔らい枕が好きなど好みで枕を選んでいませんか?

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

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山田朱織が診察をしている様子

普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。

目次



自称「枕中毒」の患者様のお話を紹介

一か月に二個は枕を購入するという、自称「枕中毒」の患者さんがぽつりとおっしゃいました。

「枕の合う、合わないは、素材じゃないのかもしれない。これだけとっかえひっかえ試してみても、ほんとうに合うものは見つからないんですからねぇ」


枕の買い替え戦略に根本的な間違いを発見したところまでは及第点!

もう一歩です!この枕中毒さんは、長い試行錯誤の末、もう一歩のところまでたどり着きました。ぐっすり眠るために重要なのは枕の素材ではない、自分の枕の買い替え戦略には根本的な間違いがあると気づかれたのですから。

実は枕に悩んでいる方は枕の決め手は素材じゃないとわかっている

枕中毒さんだけではありません。じつを言えば、多くの枕放浪者たちが、素材よりも大事な要素があることに気づいています。オーダーメイド枕を注文された方々に「枕の条件として重要なものは何でしょう」と質問してみたところ、もっとも多かった答えは「高さ」(88.4%)、二位が「硬さ」(66.8%)、次いで「寝返りのしやすさ」(45.1%)、「材質」(36%)、「肌ざわり」(27.3%)となりました(以上、複数回答)。

すばらしいではありませんか。みなさん、枕選びに関してはさすがに問題意識が高く、要点をしっかり把握していらっしゃいます。しかし、もう少し突っ込んでお聞きすると、たいへん気になる問題が浮かび上がってきました。

やっぱり「好み」で枕を選ぼうとしていませんか?

「私は昔から高めの枕が好きなんですよ」

「枕はやっぱり硬いほうがいいですねえ。旅先のホテルなどで枕があんまりふわふわだと、どうも気持ちが悪くて・・・・・」

あれあれ、またもや好みが先行していませんか?

もちろん好みを主張することも大切です。枕の高さと硬さの好みも人それぞれであり、無視することはできません。ただし、重視しすぎてもいけないのです。「高めが好き」とか「低めが好き」と言う程度ならいいのですが、これがエスカレートして「高い枕ではないと眠れない」となってしまうと困りもの。そうしたこだわりこそが枕不眠の元凶となっていることも考えられるからです。

患者さんの中には「私はいつもうつ伏せで寝るので、枕は低くしてください」と言い切る方もいらっしゃいます。そんなとき、私ははっきりと申し上げることにしています。

「そう思い込んでいらっしゃるだけですよ」


誰だって、ひと晩に何度も寝返りを打つもの。朝までずっとうつ伏せで眠ることなどありえません。整形外科医の立場から言わせていただければ、そもそもうつ伏せ状態は寝姿勢としてきわめて不自然な状態。本来なら、上向きや横向きで寝るほうがずっと脊椎に負担が少ないのです。

  • 選び方次第ではオーダーメイド枕が合わない理由

    「枕が合わない理由」

    お店でオーダーメイド枕を計測してもらって
    「ピッタリ私に合ってるな」と思ったのに、
    持って帰って家でどうも合わないな。
    なんて思うことないでしょうか。
    これは実はある条件において
    起こり得ることなのです。

    選び方次第です

好みの寝方がうつ伏せ寝?

それなのに、どうしてうつ伏せ寝になってしまうのでしょうか。そこが問題です。ほんとうは、枕が合わないため、上向きや横向きで寝るのはつらいので、しかたなくうつ伏せ寝と半うつ伏せ寝、そして枕なし状態。これからは本来、そのような体位でなければ眠れないため、やむなく選んだ寝姿勢に過ぎないのに、それを自分の好みや癖だと思い込んでいる人が案外、多いのです。

その証拠に、うつ伏せ寝が長い習慣になっていた人でも、枕を適切な高さに調節すると、すぐに上向きと横向きの範囲内で眠るようになります。枕が頭から外れて枕なし状態になることもありません。

  • うつ伏せ寝はいいの?|注意点と適切な枕の解説

    「うつ伏せ寝はいいの?」

    首に負担のかかるうつ伏せ寝は
    決して長い時間は行わないでください。
    短時間のうつ伏せ寝は
    自律神経症状や呼吸の通り道が
    よくなるという可能性はあります。

    注意点と適切な枕の解説

出典(枕革命ひと晩で体が変わる、山田朱織、講談社)

ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

好みを重視するのではなく、お体格に合わせることが重要です。

  • 整形外科枕計測

    「枕外来のオーダー枕」

    私の枕外来には,朝から肩がこる,枕が合わない,何度も目が覚める
    という患者様が沢山来院します。
    好みで枕を選んでいませんか?首を休めるための枕は、
    体格によって適合する高さが違います。

    オーダーメイド整形外科枕
  • 「5mmを調整する枕」

    靴は5mm単位で自分のサイズを決めているのに。
    365夜、あなたの首を支えているのは枕だけ。
    医学的研究と臨床経験の中で生まれた当社の計測方法は、
    あなたにジャストフィットする、5mmを調整します。

    オーダーメイド整形外科枕