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猫背の枕はどうするの?|山田朱織がお答えします!

今日は当院にお越しになる患者様が日頃よく訴えられる症状、辛い症状について焦点を当ててその病気や症状の原因、理由そしてそれに対する対処方法を解説していきたいと考えます。

しかしこの情報はあくまで一つの参考にしてください。私たち医師は患者様を診察して触診したり色々なお話を聞いたり、実際に診察やテストをする中で画像も見て総合的に判断して診断を下し、そして治療を組み立てます。

でも今日はあくまで一般的な症状に対してこんなことが考えられますよ、まずこのようなことから注意してくださいということを申し上げますので早合点に自分の症状はこれだ、病気はこれだと決めつけず一つの参考にしていただければと思います。では始めていきましょう。


患者様例 Aさんの場合

Aさん:最近、家族から私の背中が曲がってきたと言われるんですが私は病気でしょうか?それとも姿勢が悪くなっただけでしょうか?

山田:Aさんのお背中については骨粗しょう症を原因として背骨に骨折が起こってくると全体の背骨が丸くなる「円背」というのが起こってきています。それによって段々背中が丸くなるので病気による背中のは猫背ということが言えます。そんな方でもいろいろ工夫することによってその背筋を伸ばすことはある程度は可能なのです。 猫背には2つあって、上向きで寝でも背中の伸びない構築性の円背と、姿勢を伸ばせばちゃーんときれいに戻る猫背があるんですね。

Aさん:そうですか。私は若い頃はもう背中はまっすぐで、人にもよくAさんは姿勢がいいねって言われてました。お茶もやってたのでいつも正座することは苦にならなくって背中がまっすぐだったんですが、最近ほんとに丸くなったと思います。

山田:わかりました。最近そのことがちょっとご自分の中では辛かったり、伸ばしたいなーっていう風に考えてらっしゃるということですね。わかりました。夜寝ているとき寝返りはちゃんとできていますか?

Aさん:寝返りはきてると思いますが、よく覚えてないんですけど。

山田:寝返りは人間の生理現象なので十分な回数のそして大きな寝返りをした方がいいんですが、そのときに眠りが浅くなったり目が覚めてしまうのはよくないんですね。ぐっすり寝てる中でスムーズに楽に寝返りが出来ることが大切なんです。

Aさん:たくさん寝返りした方がよろしいんですか?

山田:そうなんです。まあ数だけではなくいかにスムーズに楽に寝返りがうてるかということが大事です。では今日、その調節方法を教えしますのでやってみましょう。


猫背と一口にいっても若い人の単なる姿勢が悪い生活習慣の猫背や遺伝的な骨格の関与する悪い姿勢、もう一つ高齢者に見られる背骨の変形よる円背があります。

原因によっても対処方法は異なりますが、上向きに寝て例えば15分ぐらい時間を置いて背中がスーッと伸びてくる猫背であればあまり問題はありません。枕をどんどん高くする必要もありません。

しかし、固まってしまって伸びないタイプの猫背はある程度枕を高くする必要性があります。


写真には立ってる時の姿勢、0歳代、10代、40代、60代、80代と並んでいます。

だんだん猫背になって脊椎背骨の重心線と脚の下肢の重心線の二本のバランスが崩れて、どんどんその距離が伸びていくことによって全体の姿勢バランスが悪くなっていきます。

これを解消するために右側の図では、 上から10代、40代、60代、80代とだんだん枕の高さを高くしています。姿勢バランスを整え姿勢が悪くなるのを防ぐことができるわけです。

寝てる時に枕の高さを整えることこそが猫背の方、円背の方でもスムーズに寝返りをうつコツとなります。是非、これを参考に枕の高さ調節を行ってください。


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