腰を安定させて寝返りを打ちやすく「整形外科しきふとん」とは?
当研究所では20年近く使用してきて安全性、機能性を担保した素晴らしいお布団があります。これがそのお布団です。
2017年にはその機能性をより高め皆様により良くご愛用いただけるように「整形外科しきふとん」としてリニューアルいたしました。
現在、多くの患者様お客様にご愛用いただいています。
なぜ枕専門家である私が枕のみでなく、敷布団にもこだわってきたのか。それは人間の睡眠姿勢が枕のみではなく、枕と寝台、布団やベッドマットレスこれも含めて完成するからなんです。
皆さんイメージしてみてください。自分が寝た時に自分の体に合った枕とマットレス、「体」「枕」「マットレス」の三位一体で睡眠姿勢というものが完成するんです。
私が2003年に山田朱織枕研究所を設立して、当時は枕しか商品がありませんでした。
その頃よく患者様から「先生、敷布団はどうすればいいの?」「どんなマットレスを買えばいいの?」という質問を毎日のようにいただきました。
「こんな風に硬いマットレスを買ってね」とか、「こんな種類の布団はダメでこういう布団を買ってね」というふうにはご説明していたものの、決定的にこれがいいんだよっていう商品を勧めることはできなかったわけです。
そこでこの20年近く研究をしてきてやっと私が自分で自信を持っておすすめできる「整形外科しきふとん」が完成したわけです。では、実際に寝たところを見ていきましょう。
このように仰臥位、上向きで寝ていただいた時に重要なことは、頭、胸、 腰、足、重さがそれぞれ違いますので、およそ1:3:4:2というぐらいにしっかり腰、重い腰を支えられることが重要です。
山田:腰の辺りどうですか?しっかり支えている感じがありますか?
モデル:しっかりと支えられています。
山田:沈むなーっていう感じはないですか?
モデル:沈む感じはないですね。
山田:大丈夫ですね。
腰が沈まないとなぜ寝姿勢が楽になるのか。それは夜間、寝返りが打ちやすいからなんです。皆さんはじっと寝ているのが良いことだと思っていませんか。
人間は生理現象として寝返りを打ちます。ですので夜寝て意識のない時でも知らないうちにスムーズに動けていることが大事なんです。ちょっと寝返りしてみてください。
右、左とコロコロと腰が安定しているので寝返りがしやすいです。
このように夜間寝ている時、仰臥位、上向きで腰がしっかり支えているのみならず、寝返りという動きをしたときにも腰から骨盤が安定していることが重要なんです。
では整形外科しきふとんの中身を見ていきましょう。
このように三層構造になっています。茶色い羊毛の部分、中に芯材という芯の部分、そして少し柔らかい羊毛の部分、この3つの三層構造になっています。
寝る人の性別年齢、そして体格によっても適度に芯がしっかり硬いんですが、体に当たる表面は少し硬いほうがいい方と少し柔らかいほうがいい方がいますので整形外科しきふとんはリバーシブルにできています。
まず茶色い硬い面からお試しください。もし腰が反るとか、どうも当たる部分が硬いな、寝返りがしにくいなと思ったらお布団をひっくり返していただいて白い面を体に当たる側に持ってきてください。
何も寝返りがスムーズにできることが一番重要なポイントです。
適切な枕の高さを整えたら整形外科しきふとんをやや硬めの茶色い面か、やや柔らかい白い面かを決めて今日から熟睡してください。
ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
スムーズな寝返りにはます枕を適切に合わせることが重要です。
ご自身の体に合わせて高さ調節可能
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