睡眠時の手冷え対策には手袋をおススメします
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
今回は睡眠時の手が冷えについて、その対策をお話していきたいと思います。
お客様からも、枕を作って使い始めて首や肩は良くなったんですけど、冬の寒い時期だと布団から出た手が冷えて辛いんですというお声も結構あるんです。
手の冷え対策におすすめの手袋・3つのポイント
寝ている間に寝返り打ったりして、手が出てしまうのはどうしても起こってしまいます。
私としては寝る前に手袋を装着して寝ていただくのがとってもいいと思います。
血行促進し手先も暖かくなります。
乾燥しがちな冬場、暖かくそして保湿力のある手袋を選んでいただくといいかなと思うわけです。
ではその基本の条件について、3つのポイントがあるので説明します。
1、通気性の良いもの
素材としてはシルクとかウール(羊毛)などが優れております。
手袋付けると逆に蒸れてきて、朝起きたらちょっと手に汗をかいてるなんてこともなくはないんです。
ですので、保温性がありつつもちゃんと通気性のいいものを選んでいただきたいと思います。
2、適度なフィット感
締め付けすぎはよくありません。
締め付けすぎると血流が悪くなって、逆に冷えてしまうことがあります。
S・M・Lという風にサイズが選べたりもするので、ご自分の手の大きさに合った適切なサイズを選んでください。
3、寝る前のケア
これ結構大事なんですが、保湿に気を使いましょう。
実際今回は保湿クリーム持ってきましたからちょっとやってみたいと思います。
塗るときのポイントがあるんですが、手を温めてから塗っていただきたいんです。
お風呂に寝るギリギリに入る方はいいんですが、寝る2時間ぐらい前にお風呂入る方もいますよね。
そういった方だと寝る前には手が冷えてしまっています。
そんな時は少し温かいお湯で手を温めてあげてください。
手が温まっている状態でクリームを塗ります。
指先までマッサージしながら擦るように1分間ぐらいかけて塗ってください。
そして、手がポカポカ温まった状態で熱を逃さないように手袋を付けてください。

手袋の種類や価格
最近では本当に優れたものがいっぱい出ていて、例えばこれは5本指が出ています。
これだと何が便利かというと、スマホが操作しやすいんですね。
私はなんかはなるべく冷たくならないようにスマホを操作する親指と人差し指だけ出ているタイプを使っています。
ネット通販で色々と販売されています。
値段は安いものだと700~800円くらいから3000円くらいまでが相場で、比較的安価で手に入れやすいです。
是非、手の冷えにお悩みの方は冬に1~2枚用意していただいて、毎晩手をケアして温めて寝てみてください。

ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
「枕外来のオーダー枕」
私の枕外来には,朝から肩がこる,枕が合わない,何度も目が覚める
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という患者様が沢山来院します。
好みで枕を選んでいませんか?首を休めるための枕は、
体格によって適合する高さが違います。
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「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」
16号整形外科院長 医学博士
㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
できるだけそのままお伝えしております。
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