コラム詳細

レッグウォーマ―活用法冬は首・手首・足首の3つの首を温めよう

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

今回はレッグウォーマーの活用法第2弾「冬は3つの"首"を温めましょう」というお話です。

レッグウォーマーはもちろん足を温めるわけですが、なんと足だけではなく3つの体の"首"を温めることができるんです。

是非その例外的な使い方も覚えていただいて、色々と活用していただければと思います。

目次


3つの首を温める理由

3つの首とは首・手首・足首ですね。

足だけでなく首や手も温める使い方があるわけですが、なぜその3つの首温めなきゃいけないかっていうと3つの首がどういう場所かということです。

3つの首の場所は脂肪や筋肉が少なく、骨に触りやすい場所です。

解剖学的にも他のところと比べて肉がなく骨ばっているので、冷えやすいところなんです。

だからそこ温めて欲しいわけです。



首を温める使い方


当社の製品で首枕というものがございます。

首に巻いて首への負担を軽減すると共に温めることもできるわけですが、もし外出先で首を忘れてしまった、もしくはちょっと荷物で持っていけない、そんな時はレッグウォーマーで代用が効くわけです。

首枕のように耳の下から巻き始めて、必ずここで最後留めるときは顎の下辺りで下から上に入れ込んでください。

そうすると顎の下がちょっと分厚くなるので、下を向いた時に安定します


そして首がポカポカ温まります。

また、肌触りもいいです。

レッグウォーマーの素材はオーガニックコットンを使用していて、シルクプロテインを付与しているのでしっとり滑らかな感触になっています。

さすがに首枕ほどの支えはありませんが、なかなか代用品としてはよろしいかと思います。



手首から腕を温める使い方


次に手首ですがこれは簡単でただ手を入れて付けるだけです。

この時、肘関節と手首の両方を覆うように装着してください。

アームウォーマーのようなイメージですね。

一般的なアームウォーマーと比べて長さがあるので、肘まで覆えるので温まります。



手首をサポートする使い方

次の使い方は整形外科医ならではの使い方です。

レッグウォーマーの真ん中に手首がくるようにしてクルクルと2回巻きます。


2回巻いたら少し引っ張りながら親指と人差し指の間を通って手首の上側に入れ込んで留めます。


そうすると手首を温めながら固定され手首が安定するんです。

これがどういう時にいいかというと、やはりパソコン作業するときですね。


パソコンを打つときは手首を少し上げる形になりますが、そこにレッグウォーマーが巻いてあることで安定して楽になります。

また、女性の方は特に指先が冷えやすい方にも良くて、手首と手の平にある血管が温まるので指先まで温かくなります。

是非この使い方も試してみてください。



本来の使い方


レッグウォーマーの本来の使い方はもちろん足を温めるためです。

長さがありますので、足首から膝の上まで覆うようにして使ってください。

足をつりやすい方や冬場の寒い時期、夏のクーラーの冷えなどでお使いいただければと思います。


今回は3つの首を温める使い方をご紹介しました。

足だけでなく首や手首にもお使いいただけます。

是非3つの使い方を試してみてください。



ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

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  • 診察をしている山田朱織

    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。


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