コラム詳細

洗える電気敷掛け毛布の取り扱いを始めました!おススメの使い方など説明いたします

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

今回は洗える電気敷毛布が誕生しましたというお話です。

寒い冬の時期、もう手放せないんですよね。

寝床が温かくなっていると寝に行きたくなります。

そして、布団に入ったときに気持ちもリラックスします。

是非寒がりの方におすすめですが、今回は3つのテーマでお話ししていきたいと思います。

目次


どんな人が使うべき?

冷え症

やはりなんといっても冷え症の方にまずおすすめです。

冷え性で末梢が冷たくなってると熱を放散することができないんです。

血管が冷たいからグッと閉まってしまって、熱が逃げるのを押さえちゃうんですね。

その状態だと実は深い眠りに入りにくいんです。

手足があったまって熱を放散することで、深部体温が下がり眠りにつきやすくなるんですね。

ですので冷え性の方は手足を温めるのはとっても大事です。


腰痛持ち

整形外科医からすると腰痛持ちの人にも是非使ってほしいですね。

実は患者様で1番多いのは、朝起きた時に腰が痛いという方なんです。

朝起き上がる時に痛いとか、もうそもそも起き上がれないくらい痛いなんては冬場は毎日のように患者さんから聞くんですね。

そんな方に夜寝てる時こそ温めていただきたいんです。

温めると血流が良くなるので、痛みの物質を流してくれます

それによって朝起きた時の起き上がりの時に痛みが軽減できます。

どうしても起き上がるというのは、寝てる姿勢から大きな変化があるので痛みが全くゼロとはまではいきませんが、それでも電気敷毛布で少しでも痛みを改善できますので是非使って欲しいと思います。



電気敷毛布と電気掛け毛布どちらがいいのか

寝返りの違い

電気敷毛布と掛け毛布どちらも温まるので、どちらでもいいんじゃないかと思う方多いかと思うんですね。

でも、敷と掛けでは全然違います。

山田朱織枕研究所では電気敷毛布を推奨しています。

なぜ電気掛け毛布をなるべく使わないで欲しいかというと、温めるという意味ではもちろんいいんですが大きくて分厚く毛足が長いのでどうしても体にまわりつくんです。

そうすると寝返りが打てなくなってしまい体温調節ができず、逆に冷えてしまうということになるのです。

冷えるだけでなく寝返りが打てないと色々な問題が起こってきます。

人間は生理現象として寝返りを打たなきゃいけないわけですから、寝返りが打ちにくくなる電気掛け毛布はなるべく私は避けて欲しいと思っています。

寝返りを打つとどうなるか見てみましょう。

かなり足にまとわりついて、コードも引っかかってきてしまいます。


少し左右に動いただけでまるでミノムシ状態になり体が動けなくなってしまいます。

これが良くないんですね。


電気敷毛布であれば全然問題なく寝返りできます。


"掛け"を"敷"として使う

電気掛け毛布買っちゃったんですけどどうすればいいですか?という方もいるかもしれません。

せっかく買ったなら使いたいですよね。

そこで考えたのが電気掛け毛布を電気敷毛布のように使う方法です。

この時、注意点があるんですが枕よりも下のラインから敷いてください

敷毛布でも同じですけど、枕が乗っかると段差になってしまいますので気を付けてください。

また、大きいので寝返りを打ってシワになってくるとよくないので、しっかりと端を入れて込んでピシッとなるようにしてください。


そして、その上にシーツを掛けます。

ボックスシーツがとてもずれなくていいと思います。


これなら電気掛け毛布を買ってしまった場合も使えます。

ただメーカーさんによっては、電気掛け毛布は掛けで使うものなので敷毛布としては使用しないでくださいというものもなくはないので、そこはよく商品の内容を確認してからお使いいただくことを推奨します。

敷毛布の場合でも上にシーツを掛けることで、より寝返りがしやすくなりますのでおすすめです。


できれば綿やポリエステル、シルクといった表面がつるっとしたものがいいです。



設定温度やタイマーについて

最適な温度は?


電気敷毛布にはリモコンがついています。

この温度とタイマーについてどうやって使うといいのかは色々とネットにも情報が載っていて私自身も色々と調べたんですが、最適温度はその家の建付けやベッドが窓際にあって寒いのかとか、築何年の家なのか木造かコンクリートなのかというような色んな条件によって違うわけなんですね。

例えばエアコンを寝る時につけっぱなしかつけないか、また床暖房があるかどうかによっても違ってきます。

この温度がいいという風には一概には決められません

なので購入してから何回かご自分で色んな温度設定をしてみて、最適に寝れるところを探して欲しいんです。

例えば私は最初寝る前30分ぐらいは真ん中まで温度を上げておいて、寝る直前に一番下まで下げてゆっくり温まるのが心地よく眠れるのでそういった使い方をしています。

しかし、それはこの電気敷毛布の場合で、メーカーさんが違えばまた設定温度が違ったりするので、ご自身で色々試してみてください。


タイマーの使い方


当社で販売している電気敷毛布はタイマーがついています。

これが大変優秀で、タイマーを押すと寝る時と朝起きる頃の温度が変わり、夜寝てる時は一旦切れるという設定ができるんです。

すごい優れ物です。

また、朝起きた時に切り忘れちゃうと大変ですよね。

そんな時に切り忘れ防止のために12時間経つと勝手に切れてくれるというタイマーもあります。

メーカさんによってもタイマー機能が違いますので、よく説明書を読んでその仕様によって使い方を熟知してからご使用いただくようにお願いします。

寝ている間中低め温度でつけて腰を温めたり、寝る前に強めで温めておいて寝る時は切って朝方またタイマーでつくようにするとか色々な使い方がありますので、是非自分に合った使い方を模索してみていただければと思います。



電気敷毛布・掛け毛布の商品詳細

価格は敷毛布が8980円、掛け毛布の方は1万2980円になっています。

サイズは敷毛布が80×140㎝、掛け毛布が130×188㎝です。

機能としては、就寝・起床に合わせたデジタルタイマーが付いています。

就寝時に温めて睡眠時には止まり、そして起床時間になったら再度温めてくれるという機能となっています。

中のワイヤーは柔軟に形を変えるマルチヒートワイヤーです。

洗濯もできますが、その時にワイヤーが切れたり破損しないように非常に柔軟性のあるワイヤーを使用しております。

周りの温度を察知して温度調節ができて、切り忘れを防止する為12時間経ったら自動で切れるタイマーもついているので安心です。

水に強くて丸洗いができますが、ドラム式ではお洗濯できないのでお気をつけください。

とにかく朝起きた時に腰がつらい方や、冷え症の方に大変おすすめです。

たくさんの機能が付いている商品ですのでうまく使っていただいて、寒い冬を温かくお過ごしいただければと思います。



ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

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  • 診察をしている山田朱織

    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。


本コラムの内容は動画でもお話ししています▼


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