コラム詳細

手荒れがひどい場合にはクリームと手袋を着用して寝るのがおススメ

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

今回は手荒れがある方必見です。

冬の寒い時期は男性の方でも手荒れがひどくてガサガサになってつらいという方多い思います。

一応注意していただきたいのは、痒みや痛みを伴うとか見た目でもう赤くなってたりして本当にひどい場合はしっかりと皮膚に行って専門の先生に見ていただく必要があります。

そこまでの状態でなければという前提のもとで、ホームケアとして睡眠中におすすめのクリームと手袋の使い方についてお話ししたいと思います。

目次



クリームと手袋を使うときのポイント

自分の肌に合うものを選ぶ


保湿クリームを塗っていただくのがおすすめなんですが、ちょっと注意していただきたいのが保湿材の選び方です。

本当に肌って敏感なので、やはり自分の手に合うものと逆に合わないものがあるんですね。

そこをしっかりと薬局で相談していただくなどしてから買っていただくっていうのが大事かなと思っています。

また、少量を塗ってみて荒れないかどうか確認してからたくさんの量を使うっていう段階的に使うのもよろしいかと思います。


手になじませてから手袋をつける


クリームを手にサッと塗って、すぐに手袋をつけるのはダメなんです。

しっかりとを手に塗り込むことが大事です。

指先まで馴染ませてから手袋をつけていただきたいと思います。


手袋の素材


私もそうなんですが、子供の頃はアトピーがあったので結構素材によっては逆に荒れちゃったりしたこともありました。

おすすめな素材は例えばシルクやウールなんですけれども、アレルギーがある方はナイロン素材はNGですね。

ラテックスアレルギーとかゴムアレルギーとかそういう方は、荒れて痒くなったりしてしまうのでナイロン素材ご注意ください。

自分の肌に合ったものを選んでいただきたいと思います。


その他の工夫

お家の中で手荒れをケアして温かく過ごすために、お部屋の湿度や適切なエアコンの使い方も大事です。

室内の温度は16度~20度、湿度は50%~60%が適切です。

また、夜寝る前に温かいハーブティーやシナモンティー、生姜湯などを飲んで手を温めることもよろしいかと思います。

そして、何より忘れていけないのは痒みや痛みなど症状が悪化するようだったら、必ず皮膚科の先生に診ていただくことを忘れずにいてください。

冬はもう本当に手先が冷えたり荒れたり悩みが多いんですけれども、是非暖かくしてケアしてお休みいただければと思います。



ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

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  • 診察をしている山田朱織

    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。


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