コラム詳細

寝ても疲れが取れない原因は「見えない眠り」かも?非接触センサーで睡眠計測

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

今回は山田朱織枕研究所初の睡眠計測サービスが始まりましたので、そのご紹介をしていきたいと思います。

目次


はじめに:首肩は楽なのに、疲れが抜けない理由

朝、首や肩の痛みは軽くなったのに「疲労感が残る」「途中で何度も目が覚める」「いびきを指摘される」——。

こうした悩みは、睡眠の“中身”に課題があるサインです。

眠りは体の休息だけでなく、脳の回復や自律神経の調整にも直結します。

だからこそ、寝具を整えた後は“実際の睡眠の質”を客観的に確かめることが大切です。




「睡神デルタ」とは:非接触・設置するだけの睡眠計測


「睡神デルタ」は、薄いシート状のセンサーを寝具の下に設置し、体に機器を装着せずに睡眠を計測できるサービスです。

ご自宅のWi‑Fi(またはスマホのテザリング)とスマートフォンで初期設定を行えば、寝ている間の状態を自動で収集。

体に何も付けないため、寝返りや装着違和感による影響を受けにくいのが特長です。





14日間の“連続データ”が教えてくれること


本サービスは連続14日間のレンタルで、毎日レポートが届く点がポイント。

昨日の睡眠が客観的にどうだったのかを日々確認でき、日中の眠気や夜間の目覚めといった“自覚症状”と突き合わせることで、改善のヒントが見つかります。




どんな人に向いている?整形外科枕ユーザーにも有効

「枕を変えて首肩は楽になったのに、眠りの質が気になる」「いびきや途中覚醒が増えた気がする」「寝入りに時間がかかる」——こうした方に有用です。

特に山田朱織枕研究所の整形外科枕をお使いの方は、姿勢(高さ)が整っている前提で“眠りの中身”を可視化できるため、次の一手を判断しやすくなります。




計測から対策へ:枕・寝具・生活習慣の見直し

14日分のレポートは、就床・中途覚醒・睡眠効率などの“傾向”を把握する助けになります。

データから「就床直後に覚醒が多い」なら寝る前の光・カフェイン・入浴タイミングの調整を、「明け方に目覚めやすい」なら室温・寝具の保温性や就寝中の体位確認を、といった具体的な検討が可能に。

また、枕の高さや寝具環境はデータと主観を突き合わせて見直すのが効果的です。

山田朱織枕研究所では、自動計測や対面計測を通じて、上向き・横向き・寝返りの三姿勢で“唯一合う高さ”を探る方針を採っています。

必要に応じて再調整を重ねながら、データで見えた課題に合わせて環境を整えていきましょう。




受診が必要な場合について

睡眠計測サービスは医療行為ではありません。

日中の眠気で生活に支障がある、呼吸が止まる・激しいいびきが続くなどの懸念がある場合は、結果に関わらず専門の医療機関の受診をおすすめします。




まとめ:見えない夜を「見える化」して、朝を変える

枕で姿勢が整っても、眠りの“中身”が課題なら朝の軽さは実感しづらいもの。

非接触で負担なく続けられる計測で、14日間の変化を追い、生活・寝具・枕の調整を循環させていく。

見えない夜を見える化できれば、あなたの朝は確実に変わります。




ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

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    好みで枕を選んでいませんか?首を休めるための枕は、
    体格によって適合する高さが違います。

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  • 診察をしている山田朱織

    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。


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