【玄関マット枕の作り方】玄関マットがないときはどうしたらよいですか?
玄関マットを使わずに作る手作り枕
今日は玄関マット枕の作り方をお教えしたいと思います。また、どうしても玄関マットが手に入らない方の代替策についてもお話しようと思います。
私は2007年に神奈川県相模原市に16号整形外科のクリニックを開業いたしました。
ここではずーっとこの玄関マット枕を患者様に保険診療の中で無料で手作りする方法をお教えしています。
玄関マットが枕の素材として良い理由
実はこの玄関マット、枕の素材として優れているのは2点の理由があります。
一つは硬さ、それともう一つがこの厚みです。
ひっくり返していただくと裏地が付いているのでとても硬くて耐久性があります。数年間使う分にはヘタリもせずに同じ高さを維持できるんです。
毛足が短いものを選んで頂ければこのように3つに折りたたんで使う時に、枕全体の高さの中の土台としての3センチぐらいをおよそこの玄関マットでカバーできるんですね。
3センチは土台としての硬さ、この上にタオルケットやバスタオルを乗せることによって、全体として上手い硬さのそして高さの手作り枕を作ることができるんです。
山田:玄関マットの素材としての特徴をご理解いただけましたか?
モデル:玄関マットの良さはよくわかりました。でも、仕事が忙しくて玄関マットを買いに行くことができません。
今ネットショッピングでもありますがネットショッピングだと硬さとかよくわからないんですが何か代わりに使えるものはありますか?
山田:では、今日はどうしても玄関マットが準備できない場合の代替策について具体的にお話したいと思います。
玄関マットの代替策
今まで患者さんが玄関マット枕を作るためにどんなものを持って来たのか、ここに持ってきた代表的なものを並べてみました。
例えば、大工さんが木の板を持ってきました。
学生さんがマンガや雑誌ですね、分厚い雑誌こういったものを持ってきました。
また主婦の方がカーペットを切った切れ端、こういうものを用意してくださったり、すのこのようなもの平らなのでこういったものを用意された方もいました。
しかし、私は何れの材も推奨することはできません。
板は硬すぎて底をつくので後頭部が痛くなる可能性があります。
雑誌は小さいので、もし2つ並べてガムテープやセロハンテープで貼ったとしても、真ん中がバラけてしまうことがあって頭がぐらぐら不安定になってしまいます。
このようなカーペットも毛足の長さや裏地の素材なども色々なものがありますので安全性が担保できません。
すのこのようなものも長く使うと折れ曲がってしまう、このようなデメリット弱点があるわけです。
私たちがこの長年使用してきた玄関マットやタオルケットは安全性も確立されていますので、できればそういったものを準備していただきたいわけです。
玄関マットがどうしてもない場合は、安全で一定量高さをきちっと調節できるという意味ではタオルケットやバスタオルのみで調節することをお勧めします。
体格の大きな方や背中の丸い方ではかなり高さが高く必要になってまいりますので、もう少しタオルなど数枚用意していただいて重ねることで高さを調節していただければと思います。
しかし、盲点というか弱点もあるんです。
玄関マットがないことによって柔らかくなりがちですので、真ん中の中央部分はどうしてもよく使うので高さが落ち込んでしまって低くなる可能性があります。
最初に測った高さよりもペットボトル2リットルの水を入れたものを置いていただいてメジャーで測った時に当初よりも5ミリ以上凹んでしまっている場合は、タオルが柔らかいために起こってしまうので少しタオルを足していただくか、
1枚1枚のタオルをバラしてきちっと空気を入れて端から端までを同じ一定の高さにして、それでも足りなければさらに上乗せすることによって適切な高さを保ってください。
これが玄関マット枕をバスタオルやタオルケットのみで代用するときの注意となります。
ぜひ試してみてください。
ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
タオルケットではなくしっかり枕を使いたいという方は、ご自身で高さ調節が可能な整形外科枕ドクターズピローがおすすめです。
適切な枕とはお身体に合わせた高さに調節できることが重要です。
本コラムの内容は動画でもお話しています▼
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