“お風呂で睡眠準備” 正眠アロマバスでリラックス習慣を
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
山田朱織枕研究所では枕と一緒に使っていただきたいアイテムとして、アロマもご用意しております。
正眠というアロマシリーズの中で今回はアロマバスについてお話したします。
目次
入浴を「睡眠準備」に変える3つの理由
「何となくお風呂に入る」をやめて、入浴を“眠るための準備”に変えてみましょう。
入浴には・・・
①深部体温を下げやすくする助走
②筋肉の緊張をゆるめる浮力効果
③湯気とともに香りが鼻から脳へ届くアロマ効果
この3つが期待できます。
アロマバスを併用することで、温浴でほぐれた体に香りのリラックス作用が重なり、入眠のスイッチが入りやすくなります。

就寝2時間前の入浴が効くメカニズム
眠りに入る直前に体表面を温めるよりも、いったん温まってから“深部体温が下がっていく”タイミングで入眠すると、寝つきが良くなります。
目安は就寝の約2時間前。
湯上がり後の自然な放熱で深部体温が下がり、眠気が高まりやすいのです。

香りの処方:ラベンダー/マジョラム/イランイラン
山田朱織枕研究所の「正眠」シリーズ(アロマバス・ピロースプレー・ブレンドオイル)は、真正ラベンダー・マジョラム・イランイランをブレンド。
ラベンダーは寝つきのサポート、マジョラムは副交感神経を優位にし筋肉のこわばりをやわらげ、イランイランは心拍・血圧の低下を助けて安心感へつなげます。
入浴剤「Drアロマバス 正眠」はパウダータイプで、重曹などの有効成分を含み、疲労回復・肩のこり・腰痛などの緩和に効果が期待できます。

安全に使うためのポイント
精油をそのまま湯船に垂らすと、オイルが水面に浮いて高濃度で皮膚に触れ、刺激やアレルギーの原因になることがあります。
入浴には粉末化されたアロマバスを使うのが安全。
妊娠中はデリケートな時期のため、使用にあたっては注意書きに従い無理のない範囲で。
保管はお子さま・ペットの手の届かない冷暗所に。

枕まわりとの合わせ技ルーティン
睡眠の質は「準備の連続性」で決まります。
例として――
1、就寝2時間前にアロマバスで温浴。
2、湯上がりは強い光やスマホの刺激を避け、軽く水分補給。
3、寝る直前、枕や寝具・寝室にピロースプレーを一吹き。
4、眠気が高まってきたら、合う高さの枕で首肩をあずけて就寝。
この一連を毎晩くり返すと、体が「この流れ=眠る合図」と学習し、入眠がスムーズになります。

まとめ
入浴は、眠りの入口を整える“環境づくり”。
就寝2時間前のアロマバス→就床前のピロースプレー→合う高さの枕、という流れをルーティン化すると、深部体温・筋緊張・心身の落ち着きがそろい、寝つきと中途覚醒の改善に役立ちます。
まずは今夜、入浴を「睡眠準備」に。

ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
「枕外来のオーダー枕」
私の枕外来には,朝から肩がこる,枕が合わない,何度も目が覚める
今すぐ計測予約する
という患者様が沢山来院します。
好みで枕を選んでいませんか?首を休めるための枕は、
体格によって適合する高さが違います。
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「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」
16号整形外科院長 医学博士
㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
できるだけそのままお伝えしております。
本コラムの内容は動画でもお話ししています▼