6年前の枕、まだ使っていませんか?変わる身体と枕の話
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
目次
6年前の枕、今のあなたに本当に合っていますか?
「枕を作ったのは、もう6年も前だったと思います」
山田朱織枕研究所には、そんなお客様がたくさんいらっしゃいます。
「当時はすごく寝やすかったのに、最近なんだか肩や首がツラい…」
——それ、もしかすると“枕が合わなくなってきたサイン”かもしれません。
枕は、一度作ったらずっと使えるものと思いがちですが、実は“身体”も“枕の中身”も、時間とともに確実に変わっていくんです。

身体は少しずつ変わっていきます
私たちの体は、加齢や生活習慣の影響でゆっくりと変化していきます。
筋肉が落ちたり、姿勢が変わったり。とくに首や肩、背中まわりのバランスは年々少しずつズレていくものです。
たとえば、昔ピッタリだったジーンズが今はきつく感じるように、枕も「昔は合っていたけど、今はちょっと違うかも?」という状態になっているかもしれません。

枕の素材も、年月でへたっていきます
素材の色が茶色く変色してきたり、枕の中身は少しずつ劣化しています。
特に山田朱織枕研究所で使われているウレタン素材などは、6年も使い続けると硬くなったり、弾力が落ちたりすることも。
その結果、正しい寝姿勢が保てなくなり、寝返りもしづらくなって、朝起きたときの疲労感やコリにつながってしまうのです。

今の自分に、もう一度“合わせて”みませんか?
山田朱織枕研究所では、枕の「再計測」をおすすめしています。
これは、6年前と今の体格の違いを改めてチェックし、今のあなたにフィットする高さや硬さに調整し直すというもの。
ただの微調整ではなく、身体の変化と枕の劣化、両方にしっかり対応する「枕のアップデート」ともいえる内容です。

枕は道具。だから“使いっぱなし”はもったいない
お気に入りの靴やメガネも、使い続ければ修理や調整が必要になりますよね。枕も同じです。
毎日使うものだからこそ、知らない間に少しずつズレていく——
でも、再計測をすることでまたピタッと合う感覚が戻ってくるのです。
もし最近「なんだか疲れが取れないな」「首がスッキリしないな」と感じていたら、それは再計測のサインかもしれません。
6年前に合わせたままの枕、そろそろ“今のあなた”に合わせてみませんか?

ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
「枕外来のオーダー枕」
私の枕外来には,朝から肩がこる,枕が合わない,何度も目が覚める
今すぐ計測予約する
という患者様が沢山来院します。
好みで枕を選んでいませんか?首を休めるための枕は、
体格によって適合する高さが違います。
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「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」
16号整形外科院長 医学博士
㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
できるだけそのままお伝えしております。
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