整形外科枕・整形外科枕ドクターズピローの違いを解説
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。
目次
整形外科枕と整形外科枕ドクターズピローどちらも整形外科医である私(山田朱織)が開発・販売しています
山田朱織枕研究所にはいろいろな種類の枕がありますが私はどれを選べばいいんでしょうかというご質問いただきますので、
今回はこちらの「整形外科枕」と「整形外科枕ドクターズピロー」の違いを説明した上で、どのように選んでいただくのが良いかという方法を解説したいと思います。
山田朱織枕研究には大きく分けると2つの枕があります。整形外科枕と整形外科枕ドクターズピローです。
特徴は両方とも同じで私、整形外科医である山田朱織が開発しました。
体格に合わせ調節ができる寝返りがしやすい枕というのが特徴です。
計測方法が違います
整形外科枕は枕診断士という私が育てた専門の枕を測るプロフェッショナルが枕計測を行い、計測結果に基づいて一人一人に枕を作成致します。
一方整形外科枕ドクターズピローはWEBで自動計測システムをご利用いただき、身長体重から最適な枕の高さを算出することが可能です。
アフターフォローが違います
整形外科枕は枕会員制度があって2年間の間ご相談ご調整を賜ることが可能です。
来所しての調節やお電話・メールでの調節も可能です。
一方整形外科枕ドクターズピローは基本的にはご自身での判断、または取扱説明書をご覧いただきながらの調節となります。
お電話やメールであればご相談を賜ることも可能です。
購入方法が違います
整形外科枕は神奈川県相模原本店、東京渋谷支店、その他全国の提携病院にて計測・購入・調整が可能です。
一方ドクターズピローは現在インターネットでのみ販売を行っております。
計測所に来所していただいての計測や調節はできません。
一方でどんどん肩が本当にアスリート 運動選手や鍛えることで大きくなっていく
と確かに横向けるの肩の圧迫を感じること もあるかもしれません
その時は枕のみではなく ベッドや布団をこの当たった部分での圧迫
感を布団やマットレス側で少し クッション性を持たせて肩の
肩の逃げ場を作ってあげることも大事なんです
それぞれの枕のメリットをご紹介
整形外科枕は特徴的な体格の方などはドクターズピローよりもオーダーメイドの整形外科枕がおすすめです。
背中が丸い円背の方などは身長体重から算出するデータと比べて枕の高さが高くなる場合が多いので計測する整形外科枕がおすすめです。
会員制度を利用したサポート制度もあります。
また、枕診断士による精密な計測、そして適宜調節が可能となっております。
一方、ドクターズピローのメリットは遠方で計測所に来ることができない場合、インターネットで注文できるというメリットがあります。
整形外科枕シリーズをまずは試してみたい、気軽に試してみたい、金額的負担が少ない方が良いと考える方にはまずはこちらを使っていただければと思います。
それぞれの枕のデメリットをご紹介
整形外科枕では計測所に行かなければいけないという絶対条件があります。
ドクターズピローは枕診断士による精密な計測ではございませんので自己での調節が必要となります。
整形外科枕と整形外科枕ドクターズピローの比較一覧表をご説明します
整形外科枕シリーズに関する質問にご回答
背が高くて体も大きいんですがそれでも私に合うんでしょうか?
当社の整形外科枕であれば枕診断士がお一人お一人の体格に合わせてご計測するので、ぴったりな高さを算出しそしてオーダーメイドでお作りすることができます。
ご安心ください。
また一方整形外科枕ドクターズピローの方には枕の高さ100%保証というのが付いております。
ドクターズピローは最大9センチまで高さ調節が可能となっておりますが、もしそれを超えるような高さであっても素材をご提供することによって高さを合わせることができます。
整形外科枕、またはドクターズピロー、何も最適に使っていただくことが可能となっております。
体を鍛えるのが好きなんですけど、肩幅があるので横向きだと高くないと辛いんですがどうしたらいいですか?
肩幅がどんどん広くなったり肩が厚くなることによって、横向きに枕をしっかり合わせようと考えるかもしれないんですが、横向きばかりを重視してしまうことは良いことではないんです。
横向きで枕を高くすると今度そのまま上を向いた時に合わないということが起こってしまうので、横向きと上向きの適度に両方とも合う高さを見つけていくことが大事なんですね。
また寝るときには起きてる時のままのガッチリした肩幅というものでそのまま寝るわけではないんです。
寝る時には実際には肩を前に少し出す形になって肩幅を起きている時より少し縮める形で寝るというのが自然なポジションです。
そこは人間の体がうまく調節していると考えてください。
一方でどんどん肩がアスリート選手のように鍛えることで大きくなっていくと確かに横向きの肩の圧迫を感じることもあるかもしれません。
その時は枕のみではなく肩の当たった部分の圧迫感を布団やマットレス側で、少しクッション性を持たせて肩の逃げ場を作ってあげることも大事なんです。
実際に寝て試してみる
ではこのまま横向きをしてみてください。
この時、下になっている肩は自然と前方に出る形になります。
このように肩を敷いて寝てしまうのではなく、自然と肩が前に出て寝た時の肩幅は起きている時の肩幅より少し小さくなる形になりますので、横向きでも上向きでも合う枕というのは十分存在します。
しかしここでもし圧迫感を下の肩に感じるとすれば5ミリだけ枕の高さを高くしてみましょう。
山田:こうすると下になっている左肩の圧迫感はより楽になったのではないですか?
モデル:さっきよりも楽になりました。
このように肩の圧迫感はたった5ミリの高さでも変わってまいります。
この微妙な5ミリの高さの変化、これお試してみていただくことも重要だと考えています。
5mm高くしてもまだ肩の圧迫感が強い場合
硬い布団ではなく少し柔らかい肩の逃げ場があるお布団を使っていただくと良いでしょう。
これは当社で販売している整形外科しきふとんなんですが、とっても優れもので表と裏の硬さを変えています。
ちょっと試してみましょう。
山田:どうですか?柔らかい感じいたしますか?
モデル:さっきよりも表面が柔らかいです。
中はしっかり硬い芯材が入ったお布団ですが、腰が沈まない状態で表面だけが柔らかくなっております。横向いてみてください。
肩が適度に沈み込むことによって肩の強い圧迫感がなくなります。
モデル:先ほどよりも肩が楽になりました。
左右に寝返りを打ってみてください。
モデル:寝返りも軽くスムーズにできます。
寝返りもしやすくて横を向いた時にはこのように肩の圧迫が取れる。
肩をどんどん鍛えてしっかり体格を良くしたい方でもこのように布団の側での肩の逃げ場を作ってあげる。
しっかり芯は硬いけれども表面が柔らかいマットレス、これがとても楽だと思います。
まずは調節し、高さを横向きに合わせると同時に上向きや寝返りも良くするために枕とお布団・マットレス両方で最適な環境を作ってみてください。
今回は整形外科枕とドクターズピローの違いについて比較しご説明してまいりました。
どのような方でもドクターズピローでも整形外科枕でもご購入いただけますが安心してお使いいただけるのはやはりオーダーメイドで計測する整形外科枕となりますので、最初にご説明した表をよくご覧になって比較した上でどちらを選ぶかをご検討ください。
本コラムの内容は動画でもお話しています▼
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「枕外来のオーダー枕」
私の枕外来には,朝から肩がこる,枕が合わない,何度も目が覚める
オーダーメイド整形外科枕
という患者様が沢山来院します。
好みで枕を選んでいませんか?首を休めるための枕は、
体格によって適合する高さが違います。