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枕の寿命はどれくらい?買い替えや調節のタイミングを解説

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

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普段から診察室で患者様にお伝えしていることをできるだけそのままお伝えします。

目次


今回は「枕の買い替えの時期、枕の寿命はいつですか?」というお話をしたいと思います。

枕の買い替えの時期についてお話しする前にまず枕3大条件についておさらいしてみましょう。

枕にとって常に重要な3つのポイント

・体に合った高さ

・適度な硬さ

・表面はフラット

これがその時の自分の体に合ってないといけないわけです。

実はこの枕の買い替えというのが、枕が体に合わないなあと思った時は買い替えたり調節したり少し工夫して使わなければいけないという時期なんです。

枕の買い替え、調節が必要な時のサイン

体重の変化があれば枕の高さ調節が必要

山田:最近、体重が変動すること体の変化ってありますか?

モデル:去年と比べると体重が3キロぐらい増えたかなと思います。

山田:3キロ体重が増えてしまうと、今まで使っていた枕がちょっとずれ始めたり、飛んでしまったりなんていうことはないですか?

モデル:確かに朝起きると上にいっていたりすることが起きてきました。

枕の寿命はどれくらい?買い替えや調節のタイミングを解説

このように枕がもし体格に合わなくなってくるとずれるということが起こるんです。

ずれた枕を調節したり買い替えの必要性が出てきたという合図なんです。

まとめますと枕の買い替え、そして少し調節が必要になるのは「体格の変化」これがとても重要な問題になるんです。

姿勢の変化があれば枕の高さ調節が必要

体格といっても体重だけではないんです。

山田:例えばおじいさんやおばあさんいますか?

モデル:おばあさんがいます。

山田:何かおばあさんの枕、不具合はないでしょうか?

モデル:おばあさんは最近背中が丸くなってきていていつも枕が合わないんじゃないかなあって言ってます。

枕の寿命はどれくらい?買い替えや調節のタイミングを解説

私たちが身長や体重の変化、体重が増えたり減ったりということだけではなく比較的ご高齢者の方々ですと、背中が丸く曲がってきたり体が硬くなったりします。

こういったことも身体、体の変化です。

こんなときにも枕の調節や買い替えが必要になってくるんです。

ぜひ素材そのものがへたったということだけではなく、自分の体の変化についても注意して見ていただいて枕と合っているかなというのを定期的にチェックしてください

患者様の中には枕を50個買い替えたという方もいる

山田:当院の患者様の例で言えば、枕を10個替えた人というのはざらなんです。中には最高でなんと50個枕を買い替えをしたっていう方もいらっしゃるんです。

モデル:50個も買い替える方もいらっしゃるんですね。簡単に買えるかもしれないですけど、自分の体に満足のいく合った枕に出会える可能性はどれぐらいあるんですか?

山田:買い替えをすることによってピタッと合った市販の枕に出会う可能性はとっても少ないです。

枕の寿命はどれくらい?買い替えや調節のタイミングを解説

買い換えて素晴らしい枕に突然出会うことを期待するよりも自分で調節をする。

比較的しっかり硬くてある程度高さの整った枕をいったん作ったらそれを少しずつメンテナンスしながら使う。

いつも自分の体の変化に合わせるという風に考えないといくら買い替えて新しいものを調達してもそれが合う確率は少ないわけです。

枕は消耗品ですので、へたります。だから高さ調節が必要

こちらは私が研究開発した整形外科枕です。

この枕はとってもしっかり硬くて、耐久性も良い素材を厳選しました。

それでも6年に一回は整形外科枕の会員制度を使って新しい枕に作り直すということをお客様にお願いしています。

なぜならどうしても枕の素材というのは消耗品で限界があるという理由からです。

できれば2~3年に1回はこまめにメンテナンス調節をしながら6年に1回は全部素材を取り替えてリニューアルしてその時の体に合った枕をまた使用する。

私はよく枕は生き物という風に言うんですが、枕も生きている私たちと同じように変化させていくことがとても大事なんです。

枕の寿命はどれくらい?買い替えや調節のタイミングを解説

今日はこの枕の買い替えという時期について、もしくはメンテナンスの時期についてお話しました。

買い換えか調節し直す、このことをいつも念頭において枕を使ってください。

ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善

山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。

整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。

まずは適切な枕を使うことが重要です。

ご自身の体に合わせて高さ調節可能


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