首に負担をかける8つの姿勢を紹介
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
頭が左右どちらかに傾いていたり、前傾していたり。左右の肩の高さが違っていたり。よ~く見ると、たいていの人の姿勢にはクセがあり、首に負担をかけています。あなたの姿勢や首は大丈夫?姿勢や行動を見直してみましょう。
寝ているとき
×枕がどこかに飛んでいる
頭が枕からはずれてしまうのは、枕が首に合っていない可能性があります。首に負担がかかり、首こりの原因にも。

×寝姿勢はうつぶせが好き
腕と顔を長時間、圧迫するうつぶせ寝。首に悪いだけでなく、しびれやむくみなども招いてしまいます。
×抱き枕を愛用している

抱き枕は”枕”という名前がついていますが、本来の枕とは用途が違います。正しい首姿勢で寝られません。

立っているとき
×頭が肩より前に出ている
横から見たとき、肩の位置より頭が前に出ていると危険!正しい姿勢時と比べて、首には約3倍もの負担がかかっています。
×左右の肩の高さが違う
片方の肩が下がっていると、首の正しい姿勢が保てません。骨盤も斜めになり、体がゆがみがち。体がゆがむと健康面にも悪影響が。
座っているとき

×気づくと横すわりをしている
横すわりをしていると、股関節や骨盤がゆがみます。骨盤がゆがむと、骨盤と背骨につながっている肩や首にも余計な負担がかかります。
×ソファは柔らかいほうが好き

ふわっと体を包み込むような柔らかいソファに座ると、背中が丸まって猫背に。一見ラクそうに見えますが、腰や首への負担も大!
×ベッドの上に座って読書する

ベッドは寝るためのもの。座って読書したり、テレビを見たりすると、背中が曲がり、頭が体の中心より前に出る前かがみの姿勢に。

出典(頸椎症、首こり、肩こりに! 山田朱織のオリジナル首枕 ネイビー、山田朱織、主婦の友)
本コラムは出版社の許可を得て「頸椎症、首こり、肩こりに! 山田朱織のオリジナル首枕 ネイビー」の書籍からページを抜粋し、ご紹介しております。
ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
枕が適切に合っていないとズレが起きて首に負担がかかってしまいます。
「枕外来のオーダー枕」
私の枕外来には,朝から肩がこる,枕が合わない,何度も目が覚める
今すぐ計測予約する
という患者様が沢山来院します。
好みで枕を選んでいませんか?首を休めるための枕は、
体格によって適合する高さが違います。
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「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」
16号整形外科院長 医学博士
㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
できるだけそのままお伝えしております。
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