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四十肩・五十肩と枕の関係はあるの?


「四十肩、五十肩と枕は関係あるの?」

四十肩、五十肩、肩のいろいろな病気や症状は寝ているときに使う枕と関連が深いんです。うまく調節することでその肩の症状を和らげることができますので是非やってみてください。

まず四十肩、五十肩というのは医学的には肩関節周囲炎という一つの病気症状です。これは肩の中に炎症が起こって肩を上げたり動かす時に痛い。 

さらには、寝ているときにその肩をグーッと圧迫することで目が覚めてしまうような強い痛みを訴える夜間痛というのが特徴です。

病気が進んでいくと肩がどんどん硬くなって上げることができなくなってきます。こうなると日常生活の中でも支障が大きくなっていくわけです。

病院で治療するのが遅れてしまうと非常に難治性、なかなか治りづらくなりますので早めの治療開始がポイントです。


当院にお越しになった肩関節周囲炎の方に、まず第一にお教えするのが枕の高さを整えることです。

その理由は、寝ているとき下になった肩はどうしても圧迫されますよね。

肩の中は実は袋になっていて水が充満しています。イメージとしてはヨーヨーみたいなもの。お祭りの時のヨーヨーですね。

パンパンに中に水が入っているとグーッと圧迫したときに当然、圧の関係で痛みを感じます。

これをもとに覚醒してしまうと睡眠が中断され、眠れないとより痛みを強く感じるということが起こるんです。

ではどのようにしたらいいかというと肩幅、そしてこの肩にきている神経、首からの神経こういったものを圧迫しないように適切な枕の高さを整えることが重要です。

この枕の高さ調節については他のビデオ(YouTube)を準備しておりますのでご参考になさってください。


枕を適切に合わせると3つの良いことがあります。

1つ目は直接肩は圧迫しないので痛みが軽くなること。

2つ目は寝返りがスムーズに打てるように枕の高さを調節すると。もし痛いなぁと思ってもすぐ反対向きにすることによって痛みを回避できること。

そして3番目は枕の高さを調節して肩の痛みが取れればもしくは軽くなれば、早くにリハビリテーションを始められるので元通りの肩の動きに戻すことができるわけです。

3つの良いことがありますので今晩から枕の高さを調節してみてください。四十肩五十肩なるべく早く治療しましょう。



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