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いびきは枕で改善するの?|山田朱織がお答えします!

枕で治るいびきの方はたくさんいます。私は一人一人の体に合った枕の高さ調節こそがいびきをかかなくする一番基本の治療だと考えています。

今日はいろいろな枕で、どのように喉が開いたり閉じたりしていびきが起こりやすいのか いびきを解消しやすいのか実験してみましょう。


枕実験モデルMさん

山田:では実験を開始します。枕の高さを3段階に変えて低い時高い時を実験してみましょう。いびきの原因は気道の閉塞です。呼吸の通り道が楽になるのか、苦しく圧迫されるのかを聞いてみます。まず、低すぎる時の枕です。今、喉の呼吸の通り道が楽かどうか教えてもらえますか?スムーズに息が出来るかどうかです。


Mさん:苦しい感じです。

山田:苦しいですね。ありがとうございます。次に適切な高さに合わせた枕、今回のMさんの場合70㎜という高さが適切ですのでこちらの枕と変えてみます。これでは喉の感じはどうでしょうか?

Mさん:さっきよりは楽になりました。

山田:スムーズに息を吸ったり吐いたりできますか?

Mさん:はい。息がしやすくなりました。

山田:このように呼吸が楽だということは自分でも自覚症状がありすぐに判断ができます。次に、さらにもう10mm足して高くしてみます。どうでしょうか?

Mさん:少し息が苦しいです。

山田:どのあたりが苦しく感じますか?

Mさん:(指をさしながら)このあたりです。

山田:喉の中間あたりが苦しいと感じていますね。

このように枕の高さがわずかに変わるだけでも、喉が楽に感じて呼吸がしやすいか、苦しくて呼吸がしにくいかが決まってきます。枕の高さがとても重要です。 

また、枕の素材によっても高さが容易に変わります。例えばこのように柔らかい枕を使ってしまうと寝た瞬間には高さが合っているように思えても、夜寝ている間に枕がつぶれてしまい低すぎる枕になってしまいます。

高さだけではなく硬さもとても重要です。一晩中、一定の高さが保てる硬い枕を選ばないと、夜中に枕の高さが変わって呼吸がしにくいということが起こりますので注意してください。


いびきの原因は複雑で多要素です。外因性の要素と内因性の要素、外側と内側の要素があります。

外因性というのは身体の外の環境です。例えば寝具環境や枕、アルコール摂取なども外的な要素として重要です。

たくさんアルコールを飲んだときには、筋肉の緊張が緩みすぎて喉が落ちていびきが出るということもあります。

 一方で内因性の要素。人間の体の中の要素としては、遺伝的な骨格で顎が小さい、舌根が落ちやすい、肥満など。そういったことでもいびきが起こりやすくなります。

内的な要素、外的な要素、いずれもうまく枕を調節することでいびきのない生活を送ってください。


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