コラム詳細

「子育て中でも肩こりとは無縁!うれしい枕タイム」

お客様からの枕感想文(第4回最優秀賞) | 斉藤陽子様



私は中学生から肩凝りが始まりました。大学生になるとマッサージを紹介してもらい定期的に通うようになります。社会人になってからは更に鍼灸院にも通い始めます。
しかしいずれも、一月もすればまた辛くなり、処置を受けねばならず、お金はかかるし困ったものだなーと感じていました。

枕も良いと聞けば試していました。低反発のもの、そば殻とひのきチップのオーダー枕などなど。次々にたまっていく枕は来客用にしたり脚枕に格下げしたりして使っていました。そのうちメディアに登場する山田 朱織先生と枕外来の存在を知りました。そのうち行きたいなーと思いつつ一歩を踏み出せずにいました。有名だから良いとは限らないだろうとの気持ちがあったからです。

二人の男児の母となり、おんぶに抱っこ、首や肩、これまで感じなかった腰への負担も自覚するようになりました。それに加え、加齢によるものでしょう、1、2年に1度くらい、寝違えると首から肩にかけて激痛を覚えるようになり、動かせないといった事態に見舞われるようになりました。激痛のため、横になるのも一苦労、寝返りすら辛くてできないといったひどい状態なのです。しかも1週間ほど続きます。やむにやまれず整形外科を受診するものの、レントゲンを撮り、頸椎から胸椎にかけて、彎曲が少なく真っ直ぐだからこうなりやすいんですねー。と、コルセットなどを装着するだけ。早く良くなるよう願いながら日々過ごすしかなかったのです。

そんな時、またメディアによって山田 朱織先生と枕外来の存在を思い出すことになります。藁にもすがる思いで、ホームページを開いてみました。場所は二カ所、近いのは有楽町だけれども幾分割高、子どもを置いて行きたい私は週末希望、すると半年待ち・・・とりあえず相模原の方を希望、登録しておきました。忘れた頃に順番が回ってくるなーといった気持ちで。

数ヶ月経ったところで電話がきたようでした。留守電だったので、急なキャンセルでそこに入れたチャンスを逃したなーと思いました。反面、相模原の枕外来が一気に現実味を帯びてきました。ほどなくして再び待っていた電話が。やはり急なキャンセルで都合が良ければどうぞといったものでした。実際、登録して半年近く経って受診に至りました。

思春期から実に四半世紀にわたって首と肩のトラブルに悩まされてきたのです。それが改善するのだろうか。ワクワクしつつも期待外れだと嫌だからと気持ちを抑えながら電車を乗り継ぎ、そして歩いて行きました。国道16号線目指して。

私の好きなNHK総合テレビ「ためしてガッテン」でも紹介されたことは、待ち合い室のビデオで知りました。更に閲覧用の書籍も読み、待っている間に一気に期待が高まりました。

順番が来て呼ばれ案内された部屋、にこやかな女性が迎え入れてくれました。礼儀正しく爽やかで、やさしくて安心感があります。丁寧な問診と計測、そしてついに私にとって理想的な枕の試作品が形となり、「仮眠をとっていただきますね」と相成りました。これが大変な感動でした。15分横たわり、α派(アルファー)が出ているのを感じながら過ごす、至福の時でした。寝具に枕、全てが快適です。そして何より、枕外来と呼ばれるこの一室での時間、それが大変な満足だったからだと思います。時間が来て先の女性が入って来ました。良さそうなのでこれで枕を作りますということに。更に睡眠環境アンケートを見ながら最終チェック。ここで私は相談しました。寝室はフローリングで桐、ひのきのすのこを敷き、その上に布団を敷いていること、固過ぎると感じていること。脚の疲れが取れる気がするので脚枕も毎日欠かさないことなどを。更に授乳中で添い寝していることも告げました。ここまでくると、私はその女性(枕診断士)を100%信頼し切っていることに気付きます。それまでは、山田 朱織先生が直に診察してくれるわけではないんだなと診察、診断のレベルは下がるに違いないと思っていたのです。それが、枕外来での時間、覆されたのです。枕診断士のレベルの高さを思い知ったこと。そして表現するのは難しいけれど、安心し、彼女を信頼しきっている自分がいます。

彼女は私の相談に、すぐに明快な提案をしてくれました。すのこの上に、一枚毛布をかませましょう。そうすれば、先程仮眠をとったこのマットに近い状態になるはずです、と。更に、脚枕はやめた方がいいですね。快適な睡眠の妨げになっている可能性があります、と。添い寝はしない方が睡眠のためには良いですが仕方ないですもんね・・・。

期待以上でした。全て満足でした。カバーの色を選び、更には、首枕も追加購入。カバーの色は迷いました。決め手がないのです。見兼ねたスタッフがいくつか人気の色等伝えてくれます。私が喰い付いたのは「山田 朱織の好きな色です」との言葉。四半世紀「枕探し」をしていた私には今や救いの神、その方の好きな色ならと、定番のミントグリーンに決めました。首枕は、一つは台所に立つ時間が長いこと。下を向き、炊事をすると首への負担は大変なもの。更には仕事でパソコンを使う、活字を読む機会が多いこと。よって私には必要と感じたのです。必死な私は納得するまで何度も自分で巻いて結んではチェックを頼み、アドバイスをもらいました。よし、これで大丈夫、家に帰ってからも一人でできると確信、購入し、持ち帰りました。枕は約1カ月後に届くとのこと。楽しみに待つことにしました。

早速、教えられた通り、すのこの上に、一枚毛布をかませました。するとどうでしょう。仮眠をとったあの快適なマットに匹敵する寝心地ではありませんか。驚きと同時に深い感動を覚えました。正に彼女はプロなのです。枕診断士というプロフェッショナル。もちろん、良いと信じ切っていた脚枕はやめました。この、寝心地の悪い、首の痛くなる枕ともまもなくおさらば。起きたらずれてるし、気が付けば手を添えてるし。本当に「ダメな枕」の定義を全て満たしてるようなダメ枕。これを使うのもあと少し。そう思うとうれしくてうれしくて・・・。

ついに届きました。待ちに待った枕が。もう快適ですぐにハガキを出しました。するとそのお礼がすぐにパソコンで来ました。

もう使い始めて12カ月、快適です。首と肩のトラブルとは無縁です。添い寝で授乳は続けていますが、そんな母親の中で、私は最も質の良い眠りに恵まれているような気がします。四半世紀にわたって続いた枕ジプシー生活にピリオドを打ち、私の理想の枕に辿り着くことができたのです。今の私にとって、1日の4分の1がこの枕と寝具との時間です。毎日変わらず、です。これが何より、私の元気の源、と確信しています。

※個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。

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