コラム詳細

NG姿勢を見直して、首に優しい動作を心がけましょう。

16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。

こんな姿勢はNG!!

ついついやりがちな、その姿勢が首に負担をかけています。NG姿勢を見直して、首に優しい動作を心がけましょう。

バッグのかけ方

同じ側の肩ばかりにバッグをかけていると、バッグをかけた側の肩が下がって、体の軸がずれてしまいます。

前かがみの姿勢

前かがみになると頭が体の中心軸よりも前に傾き、首には通常の3倍もの負担が!浅く椅子に腰かけると姿勢が安定せず、猫背になりがち。あごが前に出て、首も不安定です。

赤ちゃんを抱っこ

赤ちゃんを前かがみで抱っこし続けると、その体重で上半身が前に引っ張られ、首への負担が大きくなります。

前かがみで脚を組む

腰、背中、首への負担が大きく、疲れを感じやすい姿勢。さらに脚を長時間組むと、片側の骨盤が上がり、体全体のゆがみのモトに!

腰をかがめて洗い物

シンクの高さに合わせようと、腰を曲げ、上半身をかがめると、頭が前に突き出して首には大きな負担が!背中、腰にもよくありません。

うつむいてシャワー


うつむいた姿勢での洗髪はNG!とくに髪が長い人は、うつむき姿勢をとる時間が長くなりがち。首と腰をなるべく曲げないように気をつけましょう。

うつぶせで読書・スマホ

ベッドでの読書は首によくありません。うつぶせの姿勢の場合、重たい頭を支えるだけで首や肩。腕の筋肉が緊張し、こりの原因に。うつぶせでスマホもNGです。


出典(頸椎症、首こり、肩こりに! 山田朱織のオリジナル首枕 ネイビー、山田朱織、主婦の友)

本コラムは出版社の許可を得て「頸椎症、首こり、肩こりに! 山田朱織のオリジナル首枕 ネイビー」の書籍からページを抜粋し、ご紹介しております。

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  • 診察をしている山田朱織

    「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」

    16号整形外科院長 医学博士
    ㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
    治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
    睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
    普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
    できるだけそのままお伝えしております。