持ち運びに最適な整形外科枕ミニを発売しました!
16号整形外科院長であり山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)が解説します。
今回は、整形外科枕ミニがいよいよ登場しましたのでご紹介したいと思います。
今までの整形外科枕は標準サイズとワイドターンサイズでしたが、枕を使ってくださってるお客様から小さいのが欲しいというお声がたくさんありました。
整形外科枕ミニ開発のきっかけ
どんな時に必要かっていうとやっぱり旅行の時ですね。
また、整形外科枕は患者様にも使っていただいていることが多いので、入院する時にも持って行って使いたいけどトランクに入らないという風に、リクエスト大変長い間いただいていていました。
今までお客様や患者様の中には、メインで使う用と持ち運び用とで2つ買って、1つを自分で切っちゃう方もいたり、当枕研究所に切ってくれという依頼が来たりしたこともありました。
それでこれはいよいよ作らなければいけないかなと思ったんです。
なぜそれまで私がこのミニを作らなかったかというと、その最大の理由が寝返りなんです。
この幅で寝返りをすると、頭落ちかけてしまいます。
どうしても寝返りをする時には、十分な幅とは言えないんです。
最低限は標準サイズの横幅50cmが枕には必要と考えていたので小さくなることっていうのは避けていました。
しかし、入院した時にそのベッドに備えつけられている枕とか、旅館に行った時に羽毛の枕や低反発の凹凸枕などで寝てしまえば一晩で首を痛めてしまう可能性があるわけです。
そんな状況になるんだったら、1日や2日ぐらいの短期間であれば少し小さいサイズでも大丈夫だと思うので、このミニを使っていただけたらと思ったわけです。

整形外科枕ミニの大きさや構造
まず大きさは奥行きが20cm、幅が40cmになります。
構造は今までの整形外科枕と同じように、ウレタンシート、ポリエチレンシート、ミックスウレタンシートが入ってできております。
調節についても同じで、高さを5mmずつ調節が可能で、順番を入れ替えたりして硬さの微調節もできるようになっております。
中身は整形外科枕と全然素材も変わらないし構造も同じではありますが、私はやはり十分な寝返りがとっても大事だと思っているので、寝返りという観点ではこれは第2の枕と位置付けていただければと思います。
短期間の旅行の時に使うとか、入院する数日間の間使うとか、こういう限定的な使い方にしていただいて、自宅で毎日寝る枕は元々の標準サイズ、ワイドターンサイズの整形外科枕で寝て大きな寝返りを楽々やっていただけたらと思います。

ミニでの寝返りはどうなのか
寝返りは、ミニだとどういう風になるのかやってみましょう。
まずは標準サイズの枕で寝返りしてみます。
左右に頭も浮かさず、コロコロと寝返りが打てます。
これがミニで同じように動くと、横に来た時にちょっと顔が出て落ちかけてしまいます。
これだとちょっと危険なので、一旦向きを変える時にちょっとお体を浮かしていただいて、同じ場所で寝返りを打つという風にしていただくと良いです。
反対も同じようにちょっと体を浮かして、頭の位置が落ちないように寝返りをしていただく。
これを寝る前にやってみて少し潜在意識を持って寝ると、実際に寝てる時にも落ちかけたらちょっと体を浮かすということができるんですね。
実際に私たちスタッフや患者様の何名かにも使っていただいて頭が落ちていることがあったか確認したところ、意外と皆さん寝ている間に手でちゃんと位置を整えたりして頭落ちないように寝れるっていうお声もいただいています。
頭が落ちて痛かったとか、首が痛くなったっていうお声は幸いございませんので、そこは安心してお使いいただければと思います。
今回は、新しく出たかわいいミニサイズについてお話をいたしました。
適切な使用方法で、利点を生かして、是非旅行先などでお使いください。

ドクター考案の『整形外科枕』による症状の改善
山田朱織枕研究所では整形外科枕という、睡眠姿勢によるさまざまな症状の改善を目的としたオーダーメイド枕を提供しています。
整形外科枕は16号整形外科の山田朱織医師監修のもと、開発されました。
「枕外来のオーダー枕」
私の枕外来には,朝から肩がこる,枕が合わない,何度も目が覚める
今すぐ計測予約する
という患者様が沢山来院します。
好みで枕を選んでいませんか?首を休めるための枕は、
体格によって適合する高さが違います。
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「山田朱織(やまだしゅおり)とは?」
16号整形外科院長 医学博士
㈱山田朱織枕研究所 代表取締役社長 マクラ・エバンジェリスト
治療の一環として枕を指導する「枕外来」を開設し、
睡眠姿勢や枕の研究を行っております。
普段から診察室で患者様にお伝えしていることを
できるだけそのままお伝えしております。
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