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睡眠時無呼吸症候群と枕の関係|Youtube公式チャンネル

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睡眠時無呼吸症候群と枕の関係|整形外科医山田朱織


皆さんいびき、無呼吸についてご存知でしょうか。

いびきは中高年男性の6割、約2000万人にあると言われています。

このいびきには2種類あって、飲酒や疲れた時などに起こる一過性のいびきと、習慣性のいびき、毎晩起こるものがあります。

習慣性のいびきを起こす睡眠時無呼吸症候群ですが、この睡眠時無呼吸症候群を放置すると大変なことになります。

なぜなら高血圧、心臓病、不整脈、糖尿病などを引き起こすからです。


いびきについてお話します。私の知人でいびきの専門家である、慶友銀座クリニックの大場先生によれば、いびきには2種類あるといわれています。


一つは鼻で詰まって起こるいびき、もう一つは喉の奥で詰まって起こるいびきです。

いずれにしても睡眠時無呼吸症候群は起こります。もし睡眠時無呼吸症候群が診断されると、マウスピースをはめたり、CPAP(シーパップ)という陽圧呼吸器、機械につながれて夜間呼吸をするという治療を行うんですが、ちょっと待ってください。


その前にあなたのいびきもしかして、合わない枕を使っているから起こっている可能性があります。

もし凹凸の枕やフカフカの枕を使っているとして、それを適切な高さのしっかり硬い枕に変えたときにいびきがなくなるとすれば、それは本当のいびき症や無呼吸症候群ではなく、単に枕が合わないために起こっている、いびきや無呼吸かもしれないんです。


睡眠時無呼吸症候群が自分にあるかどうか、3つのポイントをチェックしてください。

10秒間息が止まる、7時間睡眠の中で30回以上息が止まる、1時間に5回以上息が止まる。


自分でもチェックできます。家族にもチェックしてもらってください。

睡眠時無呼吸症候群の治療にはいくつかの方法があります。簡単なところではダイエットやマウスピース、そして鼻に入れるチューブや、CPAPと言って陽圧呼吸器、寝ている間にずっと呼吸が楽にできるような機械を装着すること。それともう一つが体位療法といって体の向きをどのようにして寝るかという方法です。


睡眠位と呼ばれる睡眠のプロフェッショナルの先生方は、横向きに寝ることを患者さんに勧めます

なぜなら横を向くと、呼吸をするこの気道という部分が開いて楽に呼吸ができるからです。


でも私は上を向いていても枕を適切に合わせれば無呼吸症候群、いびきが起こりにくいということを研究で証明しました。ですので次に挙げる3つの条件で枕を整えてください。


まず第一に枕の高さこれを上向き、横向きで自分の体にぴったり合わせること、2番目にその高さが一晩中維持できるしっかり硬めの素材を使う事、3番目に表面は平ら、凹凸がない方がいいんです。

もし体格が変化したらいつもこの高さや硬さしっかり見直していただいて、ぴったり合った枕を使い続けましょう。

このように枕の高さ硬さを3大条件に合わせて適切に整えると、上を向いて寝た時、横を向いて寝たときに、首の骨の前にある気道という空気の通り道、これが十分確保されて逆に睡眠中も呼吸をすることができます。

枕の調節をすること、これがすべてのいびきや無呼吸を治療することにはなりません。

もし枕を調節してもいびきや睡眠時無呼吸症候群が改善しなければ、適切な専門の先生に受診してください。